関内音(清水香帆)は、教会に来ていた。歌手・双浦環(柴咲コウ)の美しい歌声を聞いている。
第8話、琴をやめて歌を唄いたい。音の言葉に今やりたいことをやる。幸せのあり方を母は知っていた。
見逃した方はこちらから⇨「NHKドラマエール」
「エール」8話視聴率
第2週「運命のかぐや姫」第8話が、4月8日水曜日に放送されました。気になる視聴率は、20.1%でした!
昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。
「エール」8話あらすじ
目の前のことに全力を尽くす
「すごかったなー、あの歌。話してみたいか?」
「えっ、あーいや。」
「忘れたのか?やらずに後悔するより。」
「やって後悔した方がいい。」
安隆(光石研)は、音の手を握った。
「あっあ、あのー。あっ、あのー。馬具を作っております、関内安隆と申します。これは、ウチの娘で音です。」
「音ちゃん?ステキなお名前ね。」
「あっあの歌、感動しました。ここに、ここに届きました。」
音は、自分の胸を抑える。
「ありがとう。」
「あのー、実は1番目にこの子が琴を弾くはずだったんですが。遅れてしまって。」
「どして?」
「そのー、学芸会で。かぐや姫役をやると思いきや、おじいさん役になってふてくされて。痛い、いた。」
音は、安隆のお尻をつねった。
「人間なだけいいじゃない。私なんて初舞台は、枯れ木の役だったわ。」
「枯れ木?」
「そう、木。将来、私みたいになりたい?」
「はい。」
「だったら、どんな事があっても。今日みたいに出番に穴を開けちゃダメ。回りの人に迷惑がかかる。」
「ごめんなさい。」
「目の前のことに全力を尽くしなさい。分かった?」
「はい。」
「ちょっと待ってて。」
双浦環は、レコードを渡した。
「よかったら聞いて。」
「ありがとうございます。」
音は、嬉しそうにレコードを見つめる。
「良かったなー音。何かすごい人だったなー。流石、世界をまたにかける女性だ。音、聞いてるか?」
「お父さん、私。歌、習いたい。歌、歌いたい。」
その夜、安隆は光子と一緒に飲んでいた。
「キレイだったなー、双浦環。普段、何食べてんだろうなー?」
「鼻の下、伸び切ってますよ。みっともない。」
「あれ、嫉妬かね?」
「まさか。」
「音、興奮してずっと話っぱなしだった。」
「あの子、普段は大物ぶってるけど。繊細だから。」
「感受性が強いよなー。」
「私に似て。」
「俺だろう。」
琴を辞めて歌を習いたい。音は歌に魅了されていた。安隆は、その話を光子(薬師丸ひろ子)にする。
「いいんじゃないですか、琴はやめても。今、好きなことをやればいい。同じことを続ければ偉いっていう風潮、嫌い。」
「出たね、光の黒い部分。黒みつだー。」
音は、学芸会のおじいさん役の練習をしていた。自分の役に全力を尽くそうとしていた。
「これは、何と可愛い子じゃ。」
たった一言のセリフの練習をしていた。
音の本気
学芸会の練習が始まった。
「どうしただ神崎、かぐや姫がおらんと始まらんぞ。時間がない、間違えてもいいもんで、とにかくやってみよう。」
良子(田中里念)は、お腹をおさえて座り込んでしまう。
「悪いもんでも食べたんかな?」
「違うよ緊張だよ、主役だもん。」
「えっ何で?嬉しいんじゃなくて?」
「だって出ずっぱりだに。たんと人も見に来るだものね。」
「嬉しいよね。」
「音ちゃんみたいな人ばっかじゃないよ。それに良子ちゃんのお父さん、めちゃくちゃおっかないから。」
「そうなんだ。」
良子は、母の言葉を思い出していた。
「先生に言って、必ずあんたを主役にするでな。完璧にやりいよ。神崎家の恥になるような真似だけは、絶対に許さんからな。」
安隆は、商談のために陸軍の施設にいた。来年の契約を取ることができた。打越(平田満)の口利きがあったからだった。
「陸軍さんとの契約がなくなると困るら?」
「はい。」
安隆の作るモノは、高くても評判がよかった。
「吟、14歳のお誕生日おめでとう。」
「おめでとう。」
「ありがとう。」
テーブルの上には、ご馳走が並んでいた。プレゼントは、口紅だった。
「そうだ、前にやったダンス見せて?」
「恥ずかしいわ。」
「ダンス、ダンス、ダンス。」
安隆は、光子と一緒に踊り出す。安隆は、吟と踊り出す。光子と音、梅も一緒に踊り出す。
それはそれは幸せな1日だった。こんな日がずっと続くと思っていた。安隆は、出張に出かけてしまう。学芸会までには戻る予定だった。
「これは、何と可愛い子じゃ。」
音は、誰よりも張り切っていた。
「今から、私のいう世にも珍しい宝物を持って来た人のところへ、お嫁に行きます。」
良子は、セリフを忘れてしまう。音は、代わりにセリフを言うが怒らせてしまう。
「勝手なことしないで。」
「ごめん。」
「やめんか。」
「先生、ちょっと体調が悪いもんで医務室行ってきてもいいですか?」
「うん?ああ、まあ。」
神崎は、教室から出て行ってしまう。
「先生、ごめんなさい。」
「しょうがない。ほいじゃあ、かぐや姫がおらん部分やろう。」
学校に警察から連絡が入った。
朝ドラ「エール」8話感想
はぁぁ環さん美しかった…
「目の前のことに全力を尽くしなさい」
この言葉が音ちゃんの中に生きていくんですね✨幸せを絵に描いたような関内家の姿にほっこりしたところからのツダケンさんの不穏なナレーション…そして先生の言葉…明日はどうなるのか…😢#朝ドラエール #エール pic.twitter.com/0YXj4RUhlE
— いねまき (@inemaki) April 7, 2020
今朝から続々と新キャラ登場
圧巻の歌声
オペラ歌手 双浦環役 #柴咲コウ #朝ドラエール pic.twitter.com/DcROvnIuFP— ミイ子 (@pEmKHMnZiwsm0Qe) April 7, 2020
「人間の役なだけ いいじゃない。私なんて初舞台は 枯れ木の役だったわ。人間どころか、木よ。それに #あさイチ の近江友里恵さんは 大根の役ですって。黒豆が主役の おせちの お話だったそうよ。それって、たとえ主役の黒豆役になったとしても 微妙だと思わない?」#エール #朝ドラエール pic.twitter.com/DC0pzbfGnQ
— ひぞっこ (@musicapiccolino) April 8, 2020
台詞が飛んだ主演の為にアドリブ入れ始めた音ちゃんの後ろで「音ちゃん、やっちまったな」という顔をしている隣席の子の表情がすごくよかった #朝ドラエール
— ぬえ (@yosinotennin) April 7, 2020
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