呉服店『喜多一』には、怪しげな男が覗き込んでいた。お客さんには見えない。三郎(唐沢寿明)が追い払おうとする。
第5話、藤堂との出会いは裕一の才能を開花させた。しがみつけ、道は必ず開く。力強い言葉に突き動かされる。
見逃した方はこちらから⇨「NHKドラマエール」
「エール」5話視聴率
第1週「初めてのエール」第5話が、4月3日金曜日に放送されました。気になる視聴率は、18.5%でした!
昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。
「エール」5話あらすじ
先生からの励ましエール
「バカあの格好、ウチで着物買う人間に見えっか?大方怪しいもん売りにきたやがらだ。俺が追っ払ってやっから。」
「あのー。」
「高いよウチは、そちらの手が出るようなもんは置いでねぇがら。よそ行って、よそさ~。」
「古山雄一くんの家は、こちらで間違いないですか?」
「誰あんた?」
怪しげな男は、裕一の担任・藤堂(森山直太朗)だった。
「この人、おっちょこちょいなんです。」
「人を見かけで判断しちゃあいけねーな。」
「ばか、それが失礼なの。」
裕一(石田星空)は、まだ帰っていなかった。
「いえ、いなくても。ともかく、ご両親に伝えたくて。裕一くんの才能についてです。」
「才能?何だ、てっきり言葉のことだと。」
「いつ頃からあるんですか?」
蓄音機は、裕二の弟が生まれた日に買われたモノだった。
「裕一が生まれた時は、使えもしないレジスター買って来て。毎度毎度、お産の最中に意味が分かりません。」
「いや、素晴らしい行いでした。お父さん。裕一くんには、たぐいまれな音楽の才能があります。間違いありません。蓄音機は、素晴らしい買い物でした。」
「そうですか?ほれ見ろ、意味分からないとか言いやがって。先生、1曲どうですか?何がいいです?浪曲・民謡・西洋音楽もありますよ。」
裕一が帰って来た。藤堂を見て驚く。
「古山、前に聞いたよな。得意なモノ何かって。」
「はい。」
「見つかったんじゃないか?」
「えっ?」
「人よりほんの少し努力するのが辛くなくて、ほんの少し簡単に出来ること。それが、お前の得意なモノだ。それが見つかれば、しがみつけ。必ず道は開く。」
「はい。」
裕一の枕元には、作曲の本が置いてあった。
「嬉しいもんだな。初めてだな、あいつが褒められたの。飲むが?今夜は。」
裕一の学校生活は、一辺する。裕一の才能は、学校中の噂になっていた。放課後には、自分の誌に曲をつけて欲しいと生徒が集まった。
藤堂先生に勧められて、裕一はハーモニカ部に入った。
「君、いつも突然いるね。」
「存在感はあるのに、気配を消すのは得意なんだ。伝わってないならいいや、君気をつけろよ。急に人気者になったからな、妬むやつはいるぜ。俺には分かる。俺もいろいろ妬まれて来たからな。」
「家柄とかお金持ちのこととか?」
久志(山口太幹)は、自分自身のことでも妬まれることが多かった。でも、裕一には伝わらなかった。
裕一と鉄男の宝物
「ふざけんゃねぇ。この前、おめぇから買った魚腐ってたぞ。」
「すいません。」
「とっつぁんによーく言っとげ。今度あんなもん売りやがったら、ただじゃおかねぇって。」
村野鉄男(込江大牙)が怒鳴られていた。父親の仕事の手伝いをしていた。
「やぁ?」
裕一は、手を振ってしまう。鉄男は、何も言わず行ってしまう。
「彼、学校を辞めるって噂だ。」
「これ、どうしよう。」
「きっと大事な本だよ。」
「君、帰しておいてくんない?」
久志は、いつの間にかいなくなってしまった。
「最近こねえなぁ。何やってんだべ、あの野郎。」
「魚治ですか?元々やる気ねぇがらな。」
第一次世界大戦が終わって、各国が国力を回復していた。日本は急激な不況に襲われていた。
「天下の喜多一が借金しろってが?」
「貸してくれっとごがあっかもどうかも。」
「おめえらは心配すんな。何とかする。」
銀行は、お金を貸してくれない。
「何で分がんねぇんだ、こんだけ言ってんのに。おめぇ、それでも人間か?お願えします。この通りだ。喜多一を喜多一を救ってくだせぇ、頼むがら。」
「ダメだったが。3代100年続いた喜多一も、いよいよ終わりが。」
「お義兄さんに融資を頼もうど思う。」
「そう。それしかもう手がないの?」
「すまねぇ。」
まさ(菊池桃子)は、養子の話をする。三郎は、裕一に楽譜を買ってあげる。妹尾楽譜は、竹下夢二の表紙も相まって人気の楽譜だった。
「何か、いいもん買ってもらったみたいだな。見せろよ。よこせ、裕一待て。よこせ。」
「返せ。」
「何回言ったら分かんだ。音楽なんて女子がするもんだ。」
「返せ。」
「今日は威勢がいいな。」
裕一は、立ち向かうが敵わない。学校で曲を作るのはなしだ。
「イヤだ、返せ。」
太郎は、楽譜を破り捨てようとする。それを、鉄男が止めた。
「やめろ。帰れ。」
鉄男は、楽譜を取り返してくれた。どうして?
「初めて本気で声出したな。勘違いすんなよ、その声に免じて助けてやっただけだ。」
家に戻った裕一は、鉄男の和歌集を返そうとする。
「ふざけんなー。親に口答えなんて100年早えわ。もっと稼げ。稼ぐまで帰ってくんな。」
魚治は、鉄男を投げ飛ばしていた。
4月6日(月)からは、第2週『運命のかぐや姫』がスタートします!鉄男は誌を書くのが好きだった。その誌に裕一が曲をつける。歌手になると決めた音と運命の再会をする。
朝ドラ「エール」5話感想
#エール 5話❤
『人よりも、少し辛くなくて簡単に出来る事=得意な事』に気付かせてくれた藤堂先生🥰裕一くんが初めて褒められた事を喜び『呑むか?今夜は』のお父さん🥰
色んな思いで妹尾楽譜を買ってあげるお父さん🥰“づぐだれ”じゃない裕一くんを助けてくれた乃木大将の鉄男くん🥰
全部泣きポイント pic.twitter.com/vgqmXl0sMO— Alice (@AliceNeko_2106) April 3, 2020
#エール 5話❤
突然現れて、突然消えちゃう
久志くんの安定の妖精感🧚💓💓#朝ドラエール pic.twitter.com/WdKkYS1Pfa— Alice (@AliceNeko_2106) April 3, 2020
金スマしむけんさんからのエール5話
三郎パパが裕一が誉められてあんなに嬉しかったのは、自分も(多分)ろくに誉められたことなかったから嬉しかったんだろうな#朝ドラエール #エール
— エル🦄(バージェ)推しゴト以外で引きこもり🎼🎹🥁🎷🥊🐧 (@gg_eru) April 3, 2020
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