鈴木(松尾諭)が結婚することになった。『かわまた銀行』のみんなで祝福をしていた。
第29話、音は作曲家としての道を歩いて欲しい。音は、誰よりも裕一の才能を知っていた。
見逃した方はこちらから⇨「NHKドラマエール」
「エール」29話視聴率
第6週「二人の決意」第29話が、5月7日木曜日に放送されました。気になる視聴率は、21.5%でした!
昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。
「エール」29話あらすじ
音の強い想い
「実は、古山くんを初めてダンスホールに連れて行った時。最初に声をかけろって言った女性で。」
「あー、鈴木さんがあのぐらいが丁度いいって言ってた。」
「古山くん、古山くん。」
裕一(窪田正孝)の後ろには、鈴木の結婚相手がいた。
「あー、違う違う。いい意味で、いい意味で丁度いいって言ったがら。」
「失敗は誰にでもある。失敗から学ぶ人間は少ねえ。逃げんなよ、自分の心から。」
『コロンブスレコード』では、音(二階堂ふみ)がもう一度お願いに来ていた。
「すでに断った案件です。以上です。」
「よろしいんですか?ビクトリーレコードさんと契約しますよ。イットウレコードさんもご興味を持たれています。しかしながらコロンブスレコードさんは、姉の見合いの席でご紹介された義理があるので、わざわざ参った次第です。」
その全てがウソだった。少々お待ちください。廿日市誉(古田新太)が飛んでくる。
「こちらから連絡させて頂こうと思っていた次第です。1年で3500円、ひと月に2曲以上書いて頂くということでいかがございましょう。」
音は、『コロンブスレコード』と契約を結んだ。
「3500円?今まで私が見合いした誰よりも高給取りじゃん。どうやって勝ち取ったの?」
「突然なの、訳が分からん。」
音は、吟に契約書を見せる。騙されているような所はなかった。
「裕一さん、喜ぶかな。」
「当たり前じゃん、これ持って早く福島行っといでよ。善は急げよ。」
音は、福島の『喜多一』に向かった。
母からの拒絶
「おはようございます。関内音と申します。朝早くから申し訳ありません。一刻も早くお伝えしたいことがあり参りました。」
音は、裕一の母・まさ(菊池桃子)と話をすることになった。
「大手レコード会社が、裕一さんと契約すると言ってます。ここに契約書もあります。裕一さん、音楽を続けられるんです。」
それを聞いた三郎(唐沢寿明)は、裕一のところに飛んで行く。
「裕一さんに音楽を捨てさせないで下さい。お願いします。もし、私がお気に召さないなら身を引きます。それでも、どうかそれでも裕一さんに音楽を捨てて欲しくないんです。お願いします。」
「頭を上げて。私は裕一の母です。厳しい世界であの子が傷つく姿を、もう見だぐない。」
「諦めた今が一番傷ついています。」
「それでも、止めればこれで終わります。音楽が側にある限り、裕一の心は傷つき続けます。もう、傷つく裕一を見だくないんです。分がってくれる?あなたも子どもを持てば、分がってくれる。」
音の目からは、涙が溢れて来た。
「成功を求めて傷つくより、身の丈にあった幸せを掴んで欲しいの。」
「彼の身の丈は、世界に轟く音楽家です。」
「ありがとう、嬉しいわ。でもね、選ばれる人って導かれて行くものだと思うの。留学が決まった時、もしかしたら裕一もそういう人なのかも知れないって思ったわ。なのに、こんなに大きな夢見せられて。世界が不況だからって、留学を取り消されて。裕一は、傷つけられた。どうか、お引き取り下さい。」
僕は権藤裕一になる
裕一は、茂兵衛の妻が入院する病院にいた。
「もう10年になる。何度か危ない時があったが持ちこたえた。」
「どうして僕をここに?」
「お母さんになる人だろう。」
「そうですね。」
茂兵衛の妻は、少しだけ目を動かした。裕一は、手を握った。雨の中、『かわまた銀行』に戻ると三郎が待っていた。
「音さんが来た。母さんと話してる。」
「そう、僕には関係ねえ。」
「そんな分げねえだろ。音さん、おめえのために来たんだ。すぐ帰えるぞ。」
「父さん、もうお願いだから来ないで欲しい。ほっといて、僕は権藤裕一になる。」
裕一は、淡々と銀行の仕事をこなすようになっていた。留学の話が流れたことが鉄男(中村蒼)の耳に入った。
「おい鉄、あの天才の留学、世界恐慌の影響で取り消しになったそうだぞ。」
自分の人生を歩いて
鉄男は、裕一のところに向かった。裕一は、教会にいた。音が裕一を訪ねて来る。
「ごめん、また来て。怒ってる?」
「いや、何も。何?」
「私、レコード会社を回ったの。裕一さんを作曲家として、雇ってもらえないかって。」
「いや、こんな田舎の音楽學校も出てないやつ、誰も相手にしない。」
音は、契約書を見せる。
「コロンブスレコードが契約してくれるって。裕一さん認められたんだよ。音楽作れるんだよ。もう1回挑戦しよう。裕一さんならやれる。きっとやれる。」
「ありがとう、それだけで。」
「これ断ったら終わっちゃうよ。本当に終わっちゃうんだよ、いいの裕一さん?」
「音さんは、音さんの人生歩んで下さい。」
「おめえ、何言ってんだ?」
「誰?」
「小学校がらの知り合い。昔よぐイジメられてだ。」
「おい、おめえどうした?何でそんなにひねくれてんだ?せっかく、この人が見つけてくれた契約、何で断んだ。東京に行け、なっ。俺も行く、作詞する。お前は曲作る。なっ。」
「何で?何で?何でみんな…みんな僕のこと放っといてくんないんだ。」
「救われたからよ。励まされたからよ。元気をくれたからよ。みんな、あなたに幸せになってもらいたいの。自分の人生を歩んで欲しいの。」
音の目には、涙が溢れていた。裕一は、教会から出て行ってしまう。
「自分の人生?自分の人生、自分の人生。家族の幸せ、家族の幸せ。家族の幸せ。」
裕一は、答えを出せないでいた。
朝ドラ「エール」29話感想
朝ドラエール #29-2
音ちゃん 鉄男君
ふたりの熱い思い💞🎉 pic.twitter.com/WZWc4o6Q8l— 夢ナポリ (@dcmYnK7g37Iqyfy) May 7, 2020
「なんで…?なんで…?」
「なんでみんな…みんな僕のこと放っといてくんないんだ」すごく良いシーンなのに裕一さんの泣き出しそうな可愛らしいお顔と綺麗な首すじに目が釘付けですみません…_:(´ཀ`」 ∠):#朝ドラエール #エール pic.twitter.com/dQs0JxuHns
— いねまき (@inemaki) May 7, 2020
鉄男のことを「小学校からの知り合い。昔よくいじめられてた」って説明したとこひねくれ度MAXだなと思った
鉄男に謝んなさい!
でも同時に裕一さんが卑屈を表に出せる相手は心を許してる人なんだなと思うと惚気られてんのかとも思った…
三郎パパや鉄男、音ちゃん…#朝ドラエール pic.twitter.com/xoDLEOf62Q— あめ (@sheepoteto) May 7, 2020
#朝ドラエール
裕一さん
絶望と挫折からどう立ち直っていくのか
家族の幸せと自分の人生を天秤にかける😭親は傷ついてほしくないけれど
生きていれば大なり小なり人は傷つく
何かを言ってくれる人がいるのは幸せな事
鉄男さん気の毒😅— ぴろ🐱🚴🌈✨ (@piroruru1) May 6, 2020
選ばれる人って導かれるものだと思うって、レコード会社決まったんだから留学取り消しになっても音楽に導かれてるでしょ。裕一くんの夢を阻む人もいるけど、周りにこんなに沢山応援してくれて導いてくれる人もいる。裕一くんは正真正銘選ばれた人よ。#朝ドラエール #エール pic.twitter.com/EkmPsmNdx3
— みるく (@teaspoon0718) May 6, 2020
「救われたからよ、励まされたからよ、元気をくれたからよ」
「みんな、あなたに幸せになって欲しいの。自分の人生を歩んで欲しいの」裕一さんに救われた音さんと鉄男
二人が今度は裕一さんの背中を押してくれる
裕一さんがどうか「自分の人生」を選択してくれますように…#朝ドラエール #エール pic.twitter.com/8xx1TaLpFF— いねまき (@inemaki) May 6, 2020
鈴木さんのいわゆる 「普通の幸せ」 な結婚を見せておいて、茂兵衛さんの愛する人と結婚したけど奥さまは病気で子どもがいる家庭は得られなかったその後をここで具体的に出して来るのエグいよね。
茂兵衛さんの奥さまは裕一くんの音楽の if かもしれないという心の迷路。#朝ドラエール #エール— 小暮夕陽 (@turned_red09) May 7, 2020
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