『カフェ・サニー』の陽子(財前直見)から連絡が入った。陶業研究所の橘(紺野まひる)が話があると言う。
第72話、コーヒー茶わんの注文が入った。思いもかけないことに喜美子は喜んだ。
「スカーレット」72話視聴率
第12週「幸せへの大きな一歩」第72話が、12月21日土曜日に放送されました。気になる視聴率は、20.2%でした!
陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?
「スカーレット」72話あらすじ
コーヒー茶わんの注文
「川原さんのお造りになったコーヒーカップ、中にお花の絵が描いてあってとても気に入りました。」
喜美子(戸田恵梨香)にコーヒーカップを作って欲しい。今からすぐに行く話をする。
「今から行ってくるわ。ウチにコーヒー茶わんの注文が来ました。言ってくる。」
家族写真を撮ることになっていた。常治(北村一輝)は、電話して断るように言った。
「後にして逃げへんやろか?ええ話はすぐ捕まえんと。」
コーヒー茶碗は、1コ400円で買い取ってくれる。
「そりゃ、ええ話や。」
「10コ作ったら今日の写真代払えるで。」
お金のことを聞いたら、常治は態度を変えた。
「ええ話には、すぐに乗っかれ。」
喜美子と八郎(松下洸平)は、急いでカフェに向かった。
「今回の件は、私の叔父が経営するレストランです。新しく開店するので、そこのコーヒーカップを80コ。」
信楽に女性陶芸家がいるなんて、叔父も驚いていた。喜美子は、自分が陶芸家であることを否定する。
「それは、この人がいたから出来たんです。ウチ1人で作ったワケではありません。」
喜美子は、8コ作るのが精一杯だった。今回の話も10コくらいの話だと思っていた。
「ほな、このコーヒーカップの中にお花描くいうの、使わせてもろてもよろしいですか?気に入ったので、よそで頼んでみます。」
喜美子は、よそで使うことを了承した。いつか二人で独立することになっている。作業場ができたら、また声をかけて下さい。
「もし、もし機会があったら、またお声かけて下さい。その頃には、80コも100コも1人で上手に作れるような力を身につけてます。」
「はい、はい。またその頃にぜひよろしゅうお願いします。」
1コ400円で80コの注文だと、3万2千円になる。常治は面白くない。
「ほな、なら1コ5万の湯飲み、はよ作れ。」
女性陶芸家として世に出て行け!
家族写真をみんなで撮ることになる。
「八郎さんもほら。」
「今、八郎さんて?」
八郎の間の悪さで2回写真を撮ることになってしまう。
昭和40年(1965)、夫婦ノートに書いたように喜美子の人生は進んで行った。二人の作業場『かわはら工房』を作った。
八郎の作品は、1コ5万ほどの高値にはなっていない。喜美子は、大量の注文を請け負って八郎を支えていた。
「あっちいな、喜美子も飲む?」
「飲まして?」
「どうやって?」
「口移しでせえ。」
「ドスのきいた声で、やらしいこと言うな。」
喜美子と八郎には、武志という男の子が生まれていた。常治は、長距離運転をしたため体調を崩していた。
百合子(福田麻由子)は、短大を諦めて食品を卸す会社に勤めていた。信作(林遺郁)は、相変わらず恋が続かない。
ちや子(水野美紀)が遊びに来た。琵琶湖大橋の取材が終わってしまた。もう信楽に来ることもなくなってしまう。
「喜美ちゃんも、そろそろ作品作りできるんちゃう。自分の作品作ろう思わへんの?」
喜美子には時間がない。前に来たときもそう言って、お皿100枚を作っていた。
「あの100皿のお陰で洗濯機が買えました。」
「女性陶芸家として世に出てったらええやん。」
信楽初の女性陶芸家になったらいい。才能があるのに勿体ない。
「もしかしたら八郎さんより、すごいもの作るかも分からん。まあな、男には負けん才能があって欲しい、女性としての希望やな。」
喜美子は、武志が使った粘土を片付ける。
12月23日(月)からは、第13週『愛いっぱいの器』がスタートします!喜美子は器を作る。常治とマツが温泉に行くことになる。
朝ドラ「スカーレット」72話感想
幸せの絶頂のような喜美子と八郎
でも何だか不穏な雰囲気を感じる…
売れる作品を作れるほど腕を上げている喜美子
マイペースに自分の作品に没頭する八郎
そして八郎は恐らく喜美子の力量力気付き始めてる気が…
この微妙な空気を言葉に出さずに表現してるのがさすが😌#スカーレット pic.twitter.com/5UZBXSNqAv
— musianZ (@musia64884939) December 20, 2019
一個400円の珈琲茶碗の仕事。八郎さんの作品と、喜美子のものと並べて、それを全く知らない人が喜美子作のほうに高値をつけて申し込む。
八郎さんの表情を見て、ざーーーーっと血の気が引いてしまったよ…作品評価の前には男も女も、夫も妻も無いんだ… #スカーレット— ぬえ (@yosinotennin) December 20, 2019
なんと妊娠出産すっ飛ばした。ストーリー的にはさらっと通過していいけど「妊娠を告げられ喜美子を抱き上げクルクル回り足を挫く八郎」とか「もらい悪阻で青い顔でフラフラする八郎」とか「無事産まれて感動のあまり号泣して信作に抱きつく八郎」のシーンが省かれたのは残念です。#スカーレット
— さよこ (@sayoko32) December 20, 2019
タイムワープしたけれど、たけし君が生まれた時に常治はどれだけ喜んだだろう。喜美子の妊娠を知った時、陣痛来た時、生まれた時、居ても立っても居られずドタバタと走ったであろう。初孫との対面、あの濃ゆい顔をどれだけ崩しただろうか。
あれ、常治のことばっかり考えてるじゃん私 #スカーレット— ぬえ (@yosinotennin) December 20, 2019
「一斗缶に粘土カスを入れて蓋をした=自分の気持ちに蓋をした」というある意味とてもシンプルで綺麗な描写を見た。ではなぜ喜美子は自分の本当の気持ちに蓋をしているのか、しなければならないのか。ここは視聴者の間で様々意見が飛び交うことになりそうで、相変わらず上手い脚本だな
— こぐま (@in_july2018) December 21, 2019
独立して工房も構えた。夫の評価は安定している。自分も皿100枚焼ける力は身につけた。子供にも恵まれ可愛い盛りだ。今日はちや子さんも寄ってくれた。なんで淋しいのだろう。ふと虚しいのだろう。喜美子の表情を見つめ、劇伴に耳傾けないと、ドラマの深みに気づけないよ。 #スカーレット
— 玉川 薫 (@tamagawakaoru) December 20, 2019
八郎は相変わらず家の事も子供の事も当たり前に一緒にやってくれてるけど、喜美子は八郎に何を言えずにいるんやろ、、また逃げてるって思ってるんかな、、
しかしやはり27歳の喜美子は中の人の実年齢に近いからめちゃめちゃしっくりくるわ、、なんかでも笑顔も変わったなあ、、切ない#スカーレット pic.twitter.com/YRa6lKXK8j— 🐕 (@scarlet_love101) December 21, 2019
「(武志のお風呂を)ええよ僕がやる。喜美子は仕事しとき」と言われた時の喜美子の何とも言えない微妙過ぎる表情、あの目は何を語っていたのだろうとずっと考えている。「あなたはそうやって創作から逃げてばかり」なのか「私が本当に作りたいのは量産品ではなく創作品よ」なのか…
— こぐま (@in_july2018) December 21, 2019
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