喜美子(戸田恵梨香)は、コーヒー茶わんを作りたかった。まだ難しいと言う八郎(松下洸平)の言葉もよく分かった。
第68話、電動ロクロを使いこなすのは難しい。それでも八郎のために手伝いたかった。
「スカーレット」68話視聴率
第12週「幸せへの大きな一歩」第68話が、12月17日火曜日に放送されました。気になる視聴率は、20.4%でした!
陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?
「スカーレット」68話あらすじ
陶芸の神様と勝負
「けどな無茶したかった。コーヒー茶わん作りたかった。」
八郎は出て行ってしまう。
「信作のとこ電話してきた。おじさんに喜美子も手伝います言うてきた。ええ言うてくれはりました。」
喜美子が笑顔になった。電動ロクロを使うがなかなか上手くできない。
「1コ作るんに3ヵ月は、かかりそうやな。人が作ったもんと同じもんを作るんは、なかなか難しい。」
電動ロクロを使いこなすには何年もかかる。熟練が必要になってくる。
「そうと分かって無茶してるんやろけど。これは僕がやる。どき。これは諦め。喜美子はこっちで10コ作ったらええ。」
そのうちに上手になる。
「負け?勝った負けたで言うと負けですか?」
「誰と勝負してんねん?」
「陶芸の神様。」
「えらいとこに勝負挑んでんな。それよりまず、自分のコーヒー茶わんで誰かが美味しそうにコーヒー飲んでくれてる。そういう景色を思い浮かべて作って下さい。」
深野先生は、ニコニコ笑って作っていた。作っている人の気持ちが作品に伝わる。どんな物作りでもそこは一緒だ。
作品ができる嬉しさ
コーヒー茶わん10コを同じように作るのは難しい。喜美子は、別の10コを作ることになる。
八郎は、作品展に出す作品を考える。
「朝まで、朝までやるん?帰ってけえへんの?大変やな。」
喜美子は朝までコーヒー茶わんを作ることになった。
「ウチお給金あがるで。最近は班の中で一番仕事が早い言われるようになった。」
直子(桜庭ななみ)は仕事している時、ずっと先にいる喜美子に追いつこうとして必死になっていた。
「ほやからパーマネントあてても、ええやん。」
百合子(福田麻由子)の進学のお金も直子が出せるかも知れない。
「ブサイクになるなよ。」
常治(北村一輝)は渋々許してくれた。マツ(富田靖子)は、会社に差し入れを持って行く。コッソリと覗き込むと八郎が床で寝ていた。
喜美子は、コーヒー茶わんがなかなか上手く作れないでいた。
「すごいな。」
コーヒー茶わんは、明け方やっと10コ作ることができた。喜美子は、初めての作品に笑顔がこぼれた。
朝ドラ「スカーレット」68話感想
喜美子は八郎さんの気持ちをちゃんと理解し、八郎さんも喜美子の想いをちゃんと理解して、失敗しながらも少しずつ前を二人で歩いていく過程が描かれていていいですね。恋愛模様としてではなく、生活の中として描かれているのがいいですね。これが「スカーレット」らしさなんでしょうね。#スカーレット
— 空輝~ku-u-kids~ (@osora_wo_miru) December 17, 2019
どなたかがつぶやいてらしたけど、喜美子が夜通しコーヒー茶碗を作って創作の歓びを味わった=陶芸の神様と一夜を明かしたとするならば、これを八郎との初夜より前に持ってきた制作陣、確信犯だな。#スカーレット
— しまじろう (@shimajiro0329) December 17, 2019
八郎さん「作ってる人の気持ちが作品に伝わる」
草間さんもフカ先生も同じことを教えてくれましたね👏#スカーレット pic.twitter.com/qpWCVAM0WY
— 朝ドラ「スカーレット」第12週 (@asadora_bk_nhk) December 16, 2019
八郎と同じ茶碗を作りたい喜美子😊
そんなすぐには難しいわな〜😊八郎「よいしょっ😊喜美子はこっち😊」
席外してる間に信作父に電話して、喜美子の手伝いも了承取る仕事の早さ😊喜美子への思い遣り😊
それにしてもいちいちラブいな💕
後ろから抱えるとか、つくづくゴーストぽい💕#スカーレット pic.twitter.com/cmcy6VqpEN— しまりす (@s_a0621) December 16, 2019
こういう場面では陶芸家さんに作って貰い、手だけを撮す「吹き替え」が多いそうだが、戸田恵梨香さんは指が細く長いので「吹き替え」が出来なかった、と聞いた。そのため、戸田恵梨香さんは陶芸の基本をみっちり教えてもらったそうだ。ここにもリアルな「ものづくり」の物語がある。 #スカーレット pic.twitter.com/EoG7pufcII
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) December 16, 2019
同じ陶芸の道を進むにしても、自分の作品とひとがどう向き合うかを考える八郎さんと、陶芸の神様と勝負する喜美子。見ているところが違うのね #スカーレット
— ぬえ (@yosinotennin) December 16, 2019
八郎さんときみちゃんが見てて気持ちいいのは、性格と考え方の違いをどちらかが相手に押し付けることなく、ずっと話して話して、最後に2人にとって一番いいところに着地させるからなんだよね。話さないと伝わらない。
#スカーレット— さとひ(渡辺裕子) (@satohi11) December 16, 2019
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