喜美子(戸田恵梨香)は、ラジオを聞いていた。信楽太郎の声が聞こえてくる。それは、『荒木荘』の雄太郎だった。
第102話、懐かしい声は喜美子に家族の想いを呼び起こす。
見逃した方はこちらから⇨「【スカーレット】NHK」
「スカーレット」102話視聴率
第17週「涙のち晴れ」第102話が、2月1日土曜日に放送されました。気になる視聴率は、19.2%でした!
陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?
「スカーレット」102話あらすじ
雄太郎の声に涙
ラジオから聞こえてくる懐かしい声、雄太郎は『さいなら』を歌い出す。その温かい声は、喜美子に幸せだった時間を思い出させる。
これでよかったと言い聞かせたら、今日で最後にしよう。何もなくてもホンマ楽しかった。言葉はいらんかった。二人で夜更けごと、語り合った夢もたわいのない仕草さえ、アホらしいほど好きやったな。
戻らへんから、笑った顔だけ忘れよんに記憶のノートに書いとくわ。泣いて泣いて、切なくて泣いて。心はまだ君のカケラばかりや、しゃーないな。それでも、さいなら。
喜美子は、八郎との出会い。陶芸を教えてもらったこと、抱きしめられた日。結婚式の写真を撮ったこと。武志が生まれて3人で笑った日。
八郎(松下洸平)との楽しかったこと1つずつ思い出した。そして、武志の隣に八郎の絵を描いた。
「武志、ちゃんとみんなの後ついていかんかったらな、迷子になるからな。」
武志は、遊園地に行ったことがなかった。みんなに連れて行ってもらうことになった。
「お茶漬け作りましょか?」
「気絶するかも、嬉しい。」
ちや子(水野美紀)は、フリーランスで働いていた。恋人も今はいない。
大阪は喜美子の原点
「ウチいつもズボンやん。スカート履いてると取材対象にいざというときに立ち向かって行かへん。色恋はスカートみたいなもんや、ウチにとって。」
昨日の夜のラジオの話をする。
「ビックリしました。知りませんでした。映画俳優から歌い手に変ったまでは聞いてましたけど。」
1年前、『荒木荘』の取り壊しが決まった。雄太郎は、これまでとは違った曲を書いた。
「誰でも一生に一度は、素晴らしい曲書くいうやん。奇跡の曲や。荒木荘にネコおったん覚えてる?あのネコな死んでしもうたん。」
『荒木荘』に住み着いたネコは、雄太郎が可愛がっていた。死んでしまって書いた曲が『さいなら』だった。
「心に沁みました。」
「ホンマ?喜美ちゃん。」
雄太郎と大久保(三林京子)が来てくれた。
「大久保さん。」
喜美子は、嬉しくて泣きそうになる。喜美子の淹れたお茶に大久保がうなずく。大久保は漬け物を持って来てくれた。
雄太郎は、売れたら常治にオート三輪を山ほど買うと約束した。
「ホンマや、妹にテレビジョンも。ほな、お願いします。」
雄太郎は、喜美子にお金を渡す。
「オート三輪山ほどにはならんけど、テレビジョンの足しくらいには。」
「お金やん、こんなん貰えません。おかしいやん。」
雄太郎は、半年家賃をためたことがあった。それでも喜美子は、内職のお金で助けたりご飯も作ってあげた。そのお礼をしたいと言う。
「信楽太郎になって、恩返しや。もろうときもろうとき。」
喜美子のことをネタにラジオで話そうとしている。受け取ってもらわなければ使えない。やっと喜美子は受け取った。
「雄太郎さんが…信楽太郎さんが、もっと売れますように。草間流柔道とりゃー。」
「言うたら何やけどな。家の中の仕事が出来る女は、何でも出来る。家の仕事いうのは、生きるための希望やさかい。」
喫茶『さえずり』のマスターが来る。やっと売れた雄太郎に花束を渡す。雄太郎は泣いてしまう。懐かしい顔が揃った。
「ただいま。」
喜美子は、信楽に戻る。穴窯を見つめて、挨拶をする。
2月2日(月)からは、第18週『炎を信じて』がスタートします。喜美子はどうなるか分からない道を進もうとしていた。八郎とは別れる決意をする。そして、高校生になった武志が進路を決める。
朝ドラ「スカーレット」102話感想
信楽太郎の「さいなら」の歌詞を文字に起こしてみました。喜美子がイラストの中に八郎の姿を描き込む場面に「戻られへんから 笑った顔だけ 記憶のノートに描いとくわ」がシンクロし、喜美子が涙する辺りで 気付いてしまいました。喜美子はこの時 八郎との別れを決意したんではないか と。#スカーレット pic.twitter.com/wz6JVmnGST
— ひぞっこ (@musicapiccolino) February 1, 2020
今日の大久保さんの言葉がヒントな気がする。「家事のできる女は何でもできる」。
喜美子は今だから言う大会で「大根炊きながら、薪をくべながら絵を描いていた」と言った。喜美子は芸術と生活を両立できると信じているのだ。それだけのエネルギーが自分にはあると。→#スカーレット https://t.co/EDG9zoSFKG— 少年探偵ブラウン (@pxIS8XmsD6UDGoI) February 1, 2020
「まだそんなんやないんやったら、そんなんになるまで気張んなはれ」「言うたらなんやけど、家の中の仕事ができる女はなんでもできる。家の仕事は、生きる為の基本やからな」久しぶりの大久保さん。そうなのよ、家事ができる人を【女子力高い】と言ったりするけど、あれは生活力なのよ… #スカーレット
— ぬえ (@yosinotennin) January 31, 2020
途方に暮れていた喜美子
荒木荘の皆さんは事情を深く聞くことなくちや子は自ら働く姿で
大久保さんは力強い言葉で
雄太郎は歌で借金返済で😅さりげなく背中押してくれる
素敵すぎる展開大久保さんの顔見た瞬間に自分も泣いてしまった😭
最後「フレア」の優しいアレンジも最高!#スカーレット pic.twitter.com/dKJO2YdfhD
— musianZ (@musia64884939) January 31, 2020
#スカーレット 「陶芸家でない、何者でもなかった頃の自分」を知る人たちと会い、何も持ってなかった頃の自分を肯定しなおして、足場が固まる。失ったとて戻るのはあそこだと覚悟を決める。そして物語は冒頭に戻る。それだけの覚悟で窯を焚いていたのだと私たちは知る
— かな ドラマ鑑賞アカ (@kanadorama) January 31, 2020
コメント