喜美子(戸田恵梨香)は、絵を描いていた。八郎が手放した深野の絵を想像していた。
第49話、絵が人を助けることもある。喜美子は深野のすごさを感じていた。
「スカーレット」49話視聴率
第9週「火まつりの誓い」第49話が、11月25日月曜日に放送されました。気になる視聴率は、18.8%でした!
陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?
「スカーレット」49話あらすじ
思い出の深野の絵
八郎(松下洸平)は、深野(イッセー尾形)の絵を売ってしまった。生活に困った時に米と卵に変えてしまった。そのことを深野に泣きながら詫びた。
喜美子は、八郎が持っていた絵を想像して描いていた。その絵を八郎に渡すつもりはなかった。
『丸熊陶業』では、若い人が入って簡単な朝ごはんを出すようになっていた。八郎がご飯を食べていると深野が入って来た。
「お茶だけでいいわ。夕べ社長さんと飲んでな。」
「君がここで朝ごはん食べてると思うてな、会いに来たんや。これ渡そう思うてな。」
深野は1枚の絵を渡した。
「君が言うてたお祖父さんの絵、そんな感じやなかったかな。」
八郎は、嬉しくて泣いてしまう。鉛筆で描いた静かな絵だった。
「ここで何してはるんですか?」
商品開発室では、新しい陶器の開発をしている。八郎の担当は、その試作品を作ることだった。
喜美子の描いた絵
八郎がやかんを持って来てくれた。喜美子は、そのお礼をした。
「けど、もうせんといて下さい。ウチの仕事です。ついでや言われたら、つい甘えてしまいます。」
仕事は甘えが入ってはいけない。喜美子は、まだ下っ端だから自分の仕事は自分でする。
「あのもう一つ、ええですか?あのその、深野先生の絵の話。描いてみました。山があって水辺があって鳥が飛んでて光が差し込んでて。」
八郎が喜んでくれた。
「もろうてくれるん?こんなんでよかったら。」
喜美子は、八郎の話を聞いて描かずにはいられなかった。
「大事にします。ありがとう。」
突然、社長の秀男(阪田マサノブ)が倒れた。病院に運ばれるが亡くなってしまう。
「身内だけで見送りたい。社葬ちゃうの?」
秀男は、自分の葬儀にはお金をかけるなと言っていた。大野(マギー)や常治(北村一輝)が『あかまつ』に集まって相談することになった。
「こんな時に飲まんでいられるか?」
「こんな時に飲んだら、底なしになるやん。」
秀男と常治は年齢が近い。人はいつどうなるか分からない。家族はみんなで心配になっていた。
しばらくしてから照子(大島優子)が絵付係にやってくる。
朝ドラ「スカーレット」49話感想
フカ先生と喜美子の絵を比べると喜美子の絵はとても上手とはいえやはり素人なんだけど、八郎君はフカ先生に既にもらったとは言わず心から感激した様子で、嬉しいと言ってくれたな…喜美子と同じく、見ているこちらも嬉しい。あれ。喜美子がああして描いた絵を受け取った人、彼が初めて? #スカーレット
— ぬえ (@yosinotennin) November 24, 2019
フカ先生、なんと優しい😭。
八郎が朝早く食堂にいる事を聞いて前日社長と遅くまで飲んだだろうにわざわざ出向いてあの時の絵をもう一度書き起こして渡してくれるなんて😭。#スカーレット pic.twitter.com/uNm0UGwz0E— マルマルコ (@marukodorama) November 24, 2019
フカ先生の描いた絵も喜美子の描いた絵も八郎を心から思って描いた絵。
喜美子の絵はフカ先生の絵から見たら稚拙でまったく劣るだろうが喜美子には一切言わず、「嬉しいです…大事にします」と言ったのは八郎の人柄と喜美子への想いが滲み出ていた。
これはもうほぼ2人の告白では。#スカーレット pic.twitter.com/bxyuFZVKaY— マルマルコ (@marukodorama) November 24, 2019
きみちゃんはほんとに絵が好きなんだと八郎さんにわかってもらえ、フカ先生ときみちゃんの優しさが彼に沁みた前半。一転して社長急逝で動揺が広がる後半。そんな心揺れる時にはいつもこの人が頼り、な、信作。家族の一員みたいな顔の「気いつけてな」で爆笑。ありがとう信作。
#スカーレット— さとひ(渡辺裕子) (@satohi11) November 24, 2019
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