信楽の家に泥棒が入った。常治は、喜美子(戸田恵梨香)のところに向かっていた。
第22話、給料を前借する?思いもよらないことが起こった。
「スカーレット22話視聴率
第4週「一人前になるまでは」第22話が、10月24日木曜日に放送されました。気になる視聴率は、20.1%でした!
陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?
「スカーレット」22話あらすじ
常治が来た
「どないしたん。ぼーっとしてんと、ちゃっちゃとやらんなあかん。」
絨毯のシミをとるために重曹を使って叩く。しかし、喜美子は父が来ることが不安だった。荒木荘の前には、常治(北村一輝)が立っていた。
「お姉ちゃんのお給料、前借や。お父ちゃん言っとった、お金用意しとけって。」
喜美子は、直子に言われた言葉を思い出す。
「あんたのお父さん?久しぶりちゃうの?玄関のとこで、覗いてはってな。ほれ、お土産や。」
大久保(三林京子)が常治を家に通す。かぶをお土産に持って来た。仕事で近くまで来たから寄ってみた。
「娘の顔、見にきてはってんて。今、お茶。」
大久保がお茶を入れるというのを断って、喜美子は自分で入れると言う。
「大久保さんです。ウチのここでのいろいろ、大久保さんに教わってるの。荒木社長は、東京出張やし。ほやから、大久保さん父が話があるそうです。」
「頑張ってはりますえ。最初はどないなるかと思いましたけどな。まぁまぁ、やってはります。」
まだまだ半人前やけど、ええお嬢ちゃんですな。お給金わずかやのに、一言も文句言わんと。辞めさせて下さいと言わんと、よう働いて。」
大久保は、夏には奈良にいる娘のところに行く。それまでに引継ぎを終わらせようとしている。
ストッキングの内職
大久保は、ストッキングの追加分の箱を喜美子の部屋に置いていた。
「こういう仕事はな、お給金の昇給ちゅうものをあまり期待でけしまへんねん。ある程度で頭打ちや。せやから、合間見て内職するしまんねん。」
大久保は、ストッキングの直しの内職で稼いでいた。ストッキングは、1足が12円だった。
「12円?」
「ほなら、そこまでお送りしてすぐ戻ってくるんやで。お父さん何のお構いもしまへんで、すんまへん。ごめんやす。」
喜美子は、常治を近くまで送って行く。
「すごいやん、1足12円。」
「いや、ビックリした。ビックリした。」
喜美子は、そのお金の半分以上を常治に渡した。
「よかったな、大久保さんのお陰やあんな内職。お給金少ないから、考えてくれてたんや。ええ人や、泣きそうになってもうた。」
『荒木荘』の仕事を覚えるまでは信楽には帰らない。大久保の仕事を覚えるまでは、1年か2年か盆も正月も帰らないと決めていた。
「仕送りは、ちゃんとするさかい。せやから3年は帰らん。」
「しっかりやれよ、しっかり稼げよ。」
『荒木荘』に戻ると大久保が台所にいた。
「美味しそうなかぶらやな、何か畑で獲れた言うてはったわ。お家、畑あるの?」
「ウチ、3年は帰らん言うてきました。一人前になるまでは帰りません。」
かぶらの洗い方を注意される。
「こんなことやったら、3年どころか100年たっても帰られまへんで。帰さへんで、ぎゃお。」
大久保は、厳しくも優しくしてくれた。喜美子もそれに黙ってついて行く。
朝ドラ「スカーレット」22話感想
大久保さん…お父ちゃんの態度で全てを察して、きみちゃんがいかに頑張っているかを話してくれて目の前で内職代を渡してくれて…
同じように苦労したのかな
きみちゃんは当たり前のようにお金を渡し、笑顔でやいのやいの言い合って、
良いシーンだった…今日は神回✨😭#スカーレット
— もち米inthesky✈️ (@mkhr823motsuni) 2019年10月23日
今になって思うと、最初の「あんたには無理や。信楽に帰り❗」も本気ではなかったんだろうな。
15歳で親元から離れてやって来た世間知らずの子の覚悟がどれだけのものか試したんだと思う。
「これで本当に帰るような子はいらん」的な。#大久保さん#スカーレット— ゆなり (@Shakemaman) 2019年10月23日
ずっと気になって楽しみにしていたストッキングの回収は全然劇的じゃなくて大久保さんのお財布から出されるという状況
でも喜美子に1番お金が必要な場面にさりげなく
劇的にもお涙ちょうだいにもしない
最高の回収でした#スカーレット— ゆなり (@hadokeur124) 2019年10月23日
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