【スカーレット】148話ネタバレと感想!今でも想う直子の探し物は鮫島

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NHKドラマ

喜美子(戸田恵梨香)が洗たくを干していると、直子が起きて来た。

第148話、大事なもんは大事にせえ。喜美子の言葉に直子が突き動かされた。

見逃した方はこちらから⇨「【スカーレット】NHK

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「スカーレット」148話視聴率

最終週「炎は消えない」第148話が、3月26日木曜日に放送されました。気になる視聴率は、19.7%でした!

陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?

「スカーレット」148話ネタバレ

直子の探し物

直子(桜庭ななみ)は、喜美子の家に泊まっていた。

「おはよう。」

「おはよう。おはようやない、もうおそようやで。ぐっすりやったな。夕べはありがとうな。ごちそうさん。ゆっくりして行けるん?」

「ああ、大津で布袋さんと待ち合わせしてる。」

「ほな、大津まで一緒に行こうか?」

「何で?」

「1回ご挨拶しておこか思うて。」

「ああ、そんなんええよ。必要ない。」

「何かあったな?何かあったんやな。聞いたろか、もうしゃーないな。ここ座り。」

「布袋さんな、大学出てるだけやのうて商才もあるし要領もええし。賢いねん。賢いからな最初は反対されたん。」

「何を?」

「骨髄移植。武志のドナーになること。ドナーになれるかどうか検査しに行こう言うてた朝や。布袋さんが言うてん。直子もし一致したらドナーになる覚悟はあるんか?それがどういう事か分かってんのか?」

「危険性については言うたろ。」

「布袋さんは、もっと詳しく調べたんちゃう。骨髄を移植するんが、どんだけ大事のことか。一致するかどうか分からへん。分かってから考えたらええやん言い返したらな。一致しといて、やっぱり止めますいうワケには行かんやろ。それこそ偽善やて叱られた。」

「堪忍な、そんな言い合いさせてもうて。」

「ちゃうねん。ウチも布袋さんも結果的に検査受けたやん。ウチな、ウチ。そうやって布袋さんが正しいこと言うてるとき、鮫島の顔が浮かんでん。」

鮫島(正門良規)だったら、ドナーなりましょなりましょ言うて喜びいさんで検査に行く。

「古い話するけど堪忍な。空襲の時や、防空壕逃げる途中でお姉ちゃんウチの手を離した。どんだけ心細かったか。鮫島に言うたことあんねん。鮫島なんて言うたん思う?」

手を離したお姉さんも辛かったやろなって。そんなんウチかて分かってる。ほんでな、手は強く繋げば繋ぐほど手汗をかいて汗でねちょねちょになるし。たまには離さんとあかん。それが仲良く手を繋ぐコツだ。

「汗でねちょねちょって何言うてんの?こっちは、空襲の話やで言うたら。あーせやったって。呆れるはホンマ。ホンマにあいつな。」

直子は、仏壇に手を合わせる。

「いくわ?」

「今、鮫島さんどこにいはるん?知らんの?

「別れたとき、1人で東京行く言うてた。」

「東京のどこ?」

「一緒に商売やってたときの知り合いが蒲田言うてた。」

「直子が働いてた街か?会いに行き。布袋さんに頭下げて、一生懸命話てな。何回も何回も頭下げて、ほんで鮫島さん探しに行け。大事なもんは大事にせえ。」

武志(伊藤健太郎)は、作品を作っていた。

「何してんの?」

「みんなの陶芸展。年明けにやる。見にきてえや。忙しい?」

「どやろ。また、なかなか来られへんかも。」

「何で?」

「探し物があんねん。真奈ちゃんと仲良うな。」

「うん。」

「よし、ほなまた。」

「うん。」

「お姉ちゃんも大事なもんは、大事にしいや。」

直子は、鮫島を探しに行く。

信楽への恩返し

『みんなの陶芸展』に向けて、喜美子と武志は作品を作る。照子(大島優子)と信作(林遺郁)がやって来る。

「武志は?何?熱あんの?」

「大丈夫や、微熱や。」

「どないしたん?」

「何や頼みごとやて。」

「顔見てええ?」

「寝てるで。」

照子と信作は、武志の顔を見つめる。枕には、武志の髪の毛が何本も付いていた。

「腰いうか、この辺全体がな。」

「うん、だるい言うてたな。」

「さすってたら寝てしもうた。」

「昨日、学くんら来てたしな。」

「はしゃぎ過ぎたんやろか?」

「そりゃ、新婚旅行の話やもん。はしゃぐわな。」

喜美子は、武志に水枕を作って枕の下に入れる。

「ああ、ごめんな。」

「こんにちわ。」

「何?」

「大丈夫か?だるい言うてたとこ。ここか?」

「ええよ、ええって。」

「よっしゃ、俺もさすったろ。」

「おう、ありがとう。いらんわ。」

信作は、喜美子の腰をさすった。八郎(松下洸平)がお茶を淹れる。武志は、いつの間にか眠ってしまう。

「今日みたいな日も、たまにはな。」

「ほやけど、元気やで。」

「元気やで。」

「みんなの陶芸展や、演歌歌手よべんかった。」

「本気で呼ぶつもりやったん?」

「アホ、俺はいつも本気や。」

「そもそも何で陶芸展に演歌歌手?」

「せやろ、ほやからウチ言うたん。ジョージ富士川先生どうやって。」

「ジョージ富士川先生?」

「喜美子の名前で呼んだらええわ。今の川原喜美子やったら呼べるやろ。」

「頼むわ、喜美子。」

「いくら信作の頼みでも。この前、功労賞とってはったで。ますます偉い先生やん。」

「分かってる分かってる。みんなの陶芸展の企画書よんだやろ?焼き物の町として信楽を盛り上げて行こう言うイベントの1つや。これは信楽からの頼みや思うてくれ。」

「ええなー、信楽への恩返しや。」

「うーん。また会えるかな?ジョージ富士川先生。会えたらええな。」

「今いくつになったんやろな。」

「ますます派手になったんちゃう?」

武志は、作品作りに没頭する。そばで真奈が似顔絵を描いていた。

「何それ?」

あまりにもヘタな絵に武志は、笑ってしまう。喜美子は、手紙を書いていた。ジョージ富士川・ちや子・草間へ3通書いていた。

朝ドラ「スカーレット」148話感想

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