武志(伊藤健太郎)は、『みんなの陶芸展』に出展するために鳥居に連絡をした。
第147話、武志と真奈がドライブに出かける。直子は二人の時間を作ってくれた。
見逃した方はこちらから⇨「【スカーレット】NHK」
「スカーレット」147話視聴率
最終週「炎は消えない」第147話が、3月25日水曜日に放送されました。気になる視聴率は、20.0%でした!
陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?
「スカーレット」147話ネタバレ
ザ・川原武志コーナーや
「もしもし、鳥居さんですか?みんなの陶芸展担当の?あっ川原です。川原武志です。はい、そうですそうです。いえ、こちらこそお世話になってます。」
武志は、鳥居(山口勝成)に電話をする。喜美子(戸田恵梨香)は、テーブルに食事を並べた。
「鳥居さんは、会うたことはないけど。もう1人の担当の岩崎さん、同じ中学やと思う。後で来るって。」
「何しに?」
「作品見てもらうんや。みんなの陶芸展にな、俺の一画を作ってもらうんや。俺のためのスペース、ザ・川原武志コーナーや。すごいやろ。」
「図々しい。」
「鳥居さんがな、作品見せて下さいって。」
「そりゃそうや、無名の作家やもんな。」
「まだ作家にもなってへん。」
「そやから見に来はるんか?」
「おう。」
武志は、食事を美味しそうに食べる。
「大丈夫なん?味せんでも。」
「味わかる。」
「分かるん?」
「分からんでも分かる。食べなれたお母ちゃんの味や、お母ちゃんの味思い出しながら食うたらええ。」
「そやな。ほな残さんとよう食べ。」
「うん。」
喜美子が洗たくを干していると、鳥居と岩崎(森本尚子)がやって来る。
「こんにちわ。どうぞ、見て下さい。」
「わーキレイやな。こんなキレイな色見たことないです。」
「洒落てんなー。触ってもええですか?」
「はい。」
住田(田中美央)も武志の作品を褒めてくれた。
「せやけどこれ、なかなかのもんやな。売れるんちゃうか?結構な値つけても売れそうやな。」
「住田さんのお眼鏡に叶った言うときます。」
「川原さんと言うより、お父さんの方・八郎さんの影響受けてるんとちゃいますかね。この作風は。あっ、今日は?」
「今日は、病院です。2週間に1度の診察日や。」
「あっせやった。うっかりそのことを忘れてまいますな。こんなええもん見てたら。」
「家庭菜園・照子やで。」
「家庭菜園・照子。久しぶりやな。」
喜美子は、展示会の準備をしていた。直子から連絡が入る。真奈(松田るか)は、武志のそばで作品を作ろうとしていた。
「何作ってんの?」
「ウチも作たった。素晴らしい、たこ焼きや。」
「まん丸にしただけやん。」
「心がこもってる。」
「なぁ、タコがはみ出てんで。」
「タコは入ってへんで。」
「分かった、才能ある。よう分かったから、もう終わりや。」
武志は、そう言って作品を1つに丸める。そこへ、直子(桜庭ななみ)が来る。
「スピードは出さへん。ゆっくり走ったる。愛を語るドライブやし。」
「誰が語るか?」
直子は、武志と真奈をドライブに誘った。琵琶湖1周をすることになった。
愛しい時間
その夜、直子は疲れて戻って来る。
「琵琶湖1周してきたん?」
「琵琶湖ちゃうよ。その辺ぐるぐる。」
「琵琶湖どこ行ったん?」
「もう、地図が間違ごうてんねん。」
「あんな、間違ごうてないで。直子叔母ちゃんが地図よめへんだけや。」
「間違ごうてたんです、それが。」
「真奈も地図まったく読めへんの。」
食事は、オムライス・グラタン・サンドイッチを食べて来た。
「うまかったでグラタン。」
「あかまつ行こう。気-きかんな。行くで、ほら。」
「はぁ~何で行かなあかんの?」
「上着は?ちゃっちゃと持ってきて。」
「自分で持って来て、何言うてんの?ほんまにもう。分けわからんで。」
「ほら、行くで。ほら。」
「行かへん言うてんねん。ご飯食べた言うてんねん。」
「ほら行くで。愛を語りあうんやで。」
「何が愛や、そんなんされて語り合えるか。なぁ?」
9時まで会ってええの?ええよ。真奈は、家に電話をかける。武志は、スケッチブックを持って来る。
「ほら、ここ座って。ええから座って。似顔絵描いたる。描いてもええ?」
「ええけど、何や恥ずかしいな。」
「会えるうちに描いとかんとな。結構うまいんで俺。」
「ウチな、お母さんに言うたんよ。好きな人いること。」
「そんなん言う?」
「初めて言うた。」
「言うもんなん?」
「言うもんちゃうよ。いちいち言わへんよ普通はな。普通やないから言うたんよ。」
「普通やない?」
「特別や。特別な人や。」
「アホか?」
「アホちゃうわ。」
「そんな顔すなって。ふざけるな。」
『あかまつ』では、喜美子と直子が二人で飲んでいた。車の中では、後ろの席に武志と真奈が離れて座っていた。
「もっと引っ付いて座ったらええのに離れてやんのん。すき間空いてんねん。もうじれったくなってな、言うたった。もっと引っ付けって。」
「そんなこと言うてるから、道に迷ったんちゃうか?」
片寄あえ、膝枕してもええ。それでも間が空いたままだった。おしゃべりはするけど離れたままだった。
「不思議なもんやな、ベタベタいちゃいちゃするの見るより。離れてる二人を見て、あーホンマに好きなんやな。武志は、真奈ちゃんのこと大事に大事に思ってんのやなって。」
武志は、真奈の似顔絵を描いた。真奈は、嬉しそうに笑った。その似顔絵を渡す。
「ええの?ありがとう。」
「おう。」
二人きりの時間を愛おしそうに過ごしていた。
朝ドラ「スカーレット」147話感想
「ありがとう」「おう」
「プッハッハッハッハッ…何それ」
昨日はしんみり
今日は爆笑
『スカーレット』はこれが楽しい👏#スカーレット ♯147♯148#松田るか #伊藤健太郎 pic.twitter.com/rvqo4cbzGQ— 琴音; (@mkj0u_ko10ne) March 26, 2020
似顔絵を見つめる武志の切ない表情にはとてもこらえきれなかった😭
その後の照れた表情も繊細で素晴らしい
台詞がないのにこんなに心を打つなんて
健太郎君の演技力が凄すぎる#スカーレット ♯147#松田るか #伊藤健太郎 pic.twitter.com/1ETyVp09AZ— 琴音; (@mkj0u_ko10ne) March 25, 2020
後半泣けて泣けて仕方がなかった。親がどんなに頑張っても与えてはあげられない類いの喜びや生への希望をくれた真奈ちゃん、娘が心配で仕方ないだろうに見守り送り出してくれた真奈ちゃんのお母さん、本当に本当に本当にありがとうございます。
武志、生きような。#スカーレット— ぽっくぽん (@YukoYou7) March 24, 2020
武志が真奈の絵を描いて渡した時に、ええの?ありがとう、と言う真奈ちゃんが好き。喜美子が八の為に二羽の鳥の絵を描いて、もろてもいいんですか? もろてくれるん? ありがとうございます と二人が恋に落ちたあの時を思い出すなあ、絵を描く人は優しい、、#スカーレット
— 🐕 (@scarlet_love101) March 24, 2020
「会えるうちに描いとかんとな」
独り言のように呟かれた武志の言葉。日に日に病状が悪化していく自覚がある武志だからこそ、今のうちに真奈の顔を記憶にはっきりと定着させておこうと考えたのだろう。切ない。 #スカーレット pic.twitter.com/eBqPgSHJ6h— ひぞっこ (@musicapiccolino) March 24, 2020
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