昭和28年(1953)2月、喜美子(戸田恵梨香)は15歳になっていた。信作(林遣都)の自転車を面白がって乗っている。
第11話、喜美子は『丸熊陶業』に就職が決まっていた。思いもかけないことになってしまう。
「スカーレット11話視聴率
第2週「意地の誇りの旅立ち」第11話が、10月11日金曜日に放送されました。気になる視聴率は、20.3%でした!
陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?
「スカーレット」11話あらすじ
喜美子が就職できない!
信作は、高校進学用にと自転車を買ってもらった。
「これで高校通えって言われた。伊賀のお祖母ちゃん、買うてくれた。俺、高校行きたないねん。」
「また辛気臭いことを、見ろウチの絵を。寺岡先生が絵画展に出してくれた。今年はついに金賞や。これ見て元気だせい。」
喜美子の描いた絵は、紅葉がキレイに描かれていた。
「ウチ勉強好きやで、でも働くのも好き。」
喜美子は、中学を卒業したら『丸熊陶業』で働くことが決まっていた。
「カワイイな喜美ちゃん、言われてもお世辞やで。」
「カワイイな照ちゃん、言われてもお世辞やで。」
『丸熊陶業』では、男ばかりが働いている。その中に15歳の娘が入ることは難しい、喜美子の就職を断って来た。
「厳しくてもかまへん、ウチ一生懸命働きます。」
「ほんま申し訳ない、堪忍や。」
信楽のような小さな街で新しく仕事を見つけるのは難しい。喜美子は、落ち込んでしまう。
「それでは4月から働いてもらおうか。」
常治(北村一輝)は、商売を始めていた。男の子を紹介されて、雇うことになった。
「よっしゃ、ほなウチで雇ったろ。力仕事やし男手は大いに越したことおまへん。」
男の子の兄も失業中と聞いて、二人とも雇うことにしてしまう。
春からお前は大阪や
家に戻った喜美子は、就職がダメになったことを言い出せないでいた。
「娘が春から丸熊陶業なんですわ。」
二人の男の子は、年老いたお祖母ちゃんに育てられていた。くず拾いをして生活をしている。もう、それもしないですむ。
「丸熊陶業、月給1万?あんな15歳の小娘に1万も出すかいな。」
常治と大野(マギー)は、『あかまつ』で飲んでいた。常治は機嫌が良かった。
「こんばんわ、おじゃまします。」
陽子(財前直見)たちは、喜美子のために布を持ってきた。ブラウスとスカートを作ってくれようとした。
「ほやけど、これ何で?」
「何でって、喜美ちゃんの就職祝いに決まってるやろ。中学出て働くやなんて頑張り屋さんや喜美ちゃんは。就職おめでとう。」
喜美子は、みんなの優しさに泣いてしまう。その頃、『あかまつ』では喜美子の就職が出来なくなった話をしていた。
「ああそうですか、就職話のうなりましたか。」
この日から常治は、家に戻らなかった。『丸熊陶業』は、お詫びと言って酒や菓子を持って来た。
「ちょっと待てるか聞きにきたん。時間かけて説得するさかい、待てるけ?」
照子(大島優子)は、父親を説得しようとしていた。でも、いつになるかは分からない。
「今度のとこは、一筆書いてきてもろうた。」
常治は、喜美子の就職先を見つけてくれた。それは、大阪の会社だった。
「大阪で働け、春からお前は大阪や。」
朝ドラ「スカーレット」11話感想
お詫びに出向いてきはることもそうだけど、お酒やお米だけでなく妹たちのためにお菓子の詰め合わせを用意する丸熊の社長さん細やかな人だし誠実なお人柄だと思う #スカーレット
— syuko (@4mSyuko) 2019年10月10日
照「えーーー今知ったわ!www」#スカーレット pic.twitter.com/WFvHPYeDiY
— ジークイオン (@710Sakurai) 2019年10月10日
子役との境目が最も滑らかなのは照子だと思う。大島優子、やりますな。#スカーレット pic.twitter.com/a6LD8s0Hye
— Kenzy (@KenzyPowell) 2019年10月10日
大人きみちゃんと大人照ちゃんの掛け合い良かった!照ちゃんから「きみちゃん好き好きビーム」が眩しいくらい出てるぜ。自分ちで働いてくれるの、すごく楽しみにしてただろうに…。#スカーレット
— CHIE (@catfish0225) 2019年10月10日
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