小池アンリ(烏丸せつこ)は、100万円を用意してきた。喜美子(戸田恵梨香)の初めての作品がどうしても欲しかった。
第113話、小池アンリはスキャンダル女優だった。
見逃した方はこちらから⇨「【スカーレット】NHK」
「スカーレット」113話視聴率
第19週「春は出会いの季節」第113話が、2月14日金曜日に放送されました。気になる視聴率は、19.9%でした!
陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?
「スカーレット」113話あらすじ
優れた芸術は会話をする
「あれ、欲しいねん。よろしいですか?」
「よろしくないです。」
喜美子は、100万円と言えば引き下がると思っていた。
「100万くらいで引き下がる、小池アンリやありません。」
「ほな200万、300万。800万や。」
小池アンリは、800万円を用意してきた。
「これは、ウチにとって初めての穴窯で焼いた作品です。なんぼお金積まれても、お譲りすることは出来ません。1千万でも1億でもお断りしまう。」
「ちゃうよ。もう諦めました。手に入れるの諦めたんで、聞かせてもらうだけでいいんです。よろしい?聞かせてもろうても。」
「はぁ、何をですか?」
小池アンリは、指をなぞると音が聞こえてくる。
「優れた芸術品は、会話をします。おしゃべりする。そやない?先生も作ってるとき、作ってるもんと会話しいへんのですか?」
「します。するときあります、心の中で。あっ、しますします。」
「芸術品は、語りかけて来るんです。ほんで、先生の作品はおしゃべりやなくて音です。音を奏でる。聞かしてもろてもよろし?」
小池は、お礼にお金を渡そうとする。喜美子は、それを断った。
「ウチ、去年の秋の展示会でこの作品を拝見しました。一目惚れでした。何とも言えん、心がグイッと掴まれてしもうて。時々、思い出して。また会いたいな思うて。欲しいな思うて。」
半年はガマンした。でも、ガマンできなくて『かわはら工房』を調べた。
「ありがとうございます。嬉しいです。本気やったんですね。」
「800万?ウソや思うた?」
「美術商か?転売目的か?すいません。ほんでも、お売りすることはできなくて。」
「ほな、聞かせてもろてよろし?」
小池は、しばらく指でなぞって音を聞く。
「カントリーブルースや。カントリーブルースが聞こえる。」
他の作品も指でなぞる。
「あっ、ワルツやな。あっ、これは演歌が聞こえる。」
ピアノ協奏曲やシャンソン、小池には自然と聞こえて来た。一緒に踊り出す。
スキャンダル女優
「おろし金?」
「なっ、この間家に帰ったとき、俺のカバンに勝手に入れて持たせたやろ。ニンジンやら野菜と一緒に。」
「ああ、それな家庭菜園・照子のやで。無農薬や。これどっから掛けてんねん。」
「家からや。」
「電話引いたん。恐ろしい。」
「何が恐ろしいん。ないと不便やで。んで何?勝手におろし金入れんといてくれる?すりこ木やら、いらんて。」
「はぁー、分かった。今度まとめて持ってき。ほんでな。窯業研究所に照子の子いてやん。竜也な、話した?話したってな。」
竜也(福崎那由他)は、高校をやめてしまった。次の日、武志は竜也に話しかける。
「なっ、昔こんくらいんとき一緒に野球やったやん。お母ちゃん同士が幼なじみ。照子・喜美子・信作。」
「タケタケ」
「タケタケ?兄ちゃんついてへんかった?」
「ボール取れへんし。」
「せや、タケタケ兄ちゃんからタケタケに呼び捨てにされたん。」
「ものすごー下手くそやった。」
「すまんの。思い出してくれて、ありがとう。」
武志(伊藤健太郎)は、掃除のやり方を教える。
「朝の掃除は、心の準備運動や。掛井先生の言葉や。」
そこへ、掛井( 尾上寛之 )が来る。
「キレイにしてくれると助かるわ、ありがとう。朝の掃除は、心の準備運動や。」
竜也は、野球選手になりたかった。レギュラーから外された時、丸熊を継がせたい敏春(本田大輔)が、よかったと言ってしまった。そこから険悪になった。
「竜也、敏春さんと口きかへん。高校も野球やれへんかったらつまらん言うて勝手にやめてしもうた。」
敏春は、竜也のことが可愛くて仕方ない。こっそりと様子を見に行っていた。仕事以外では、不器用で言葉が足りなかった。
「そこが、またええんやろ?」
「ふふん、四十過ぎて何言わせんねん?」
小池アンリが、工房に来た。
「ご主人は?この前、挨拶もせんと帰ってしもうた。ご主人、川原八郎(松下洸平)さん言う陶芸家の先生なんやろ?ご夫婦でこの工房も構えはったらしいやないですか。」
「いつの情報やろ?ウチひとりです。今は、ひとりでやってます。」
そこへ住田がやって来る。小池アンリを見るなり驚く。
「えらいこっちゃ。あの人、元女優でっせ。小池アンリいうスキャンダル女優や。」
朝ドラ「スカーレット」113話感想
「これでも半年間堪えて…」
小池さんも喜美子と同じ。
その衝動を抑えられない。
感性が同じなんだろう。#スカーレット #113 pic.twitter.com/85rpfgapjJ— うつつのつづき (@utsutsu_no_miko) February 15, 2020
#スカーレット 113~114話
▼貧乏上等な陶芸家の喜美子と、バブリー女優のアンリ。どちらも世間離れやな🤭 #戸田恵梨香 ▼掛井先生の絶叫ワロタ🤣おめでた㊗️▼武志、ええ雰囲気や~ん🥰 #伊藤健太郎 るかちゃん可愛い🥰 #松田るか ▼竜也、仲間できて良かったな🥺父がバナナ好きて🤣🍌 #福崎那由他 pic.twitter.com/WP8nS7Byh8— さしこ⊿さやとら😷 (@345Sayatora) February 14, 2020
スカーレット(113) ちょっと特殊ではあるけど「自分の作った作品が他人の心を動かした」のが実感できたのでは。グレてる割には家も出ず窯業研究所にもちゃんと来てるリュウヤ、案外早く立ち直りそうやな。「お父ちゃん、ありがとな」とか言われて涙ぐむ未来が見えるで。アンリ、いったい何者や。 pic.twitter.com/JxzuhRTglw
— にじこ (@nijiko_dx) February 13, 2020
やっぱりアンリさんは作品に心酔している人だった。喜美子、嬉しいだろうな。しかも別バージョンの恋愛マスター登場。人を好きになることの自由さと不自由さを喜美子に伝えてくれるといいな。#スカーレット #八郎沼#スカーレット113
— なこ (おっちょこちょ子) (@nako38979827) February 13, 2020
『スカーレット』(113) 小池アンリ、音楽に詳しいし、陶器を楽器として楽しんでるのか。自分なりの芸術の楽しみ方を持っているのは良いな。喜美ちゃんの事を調べてそうで、途中の情報がゴッソリ抜けてるの、スキャンダル報道で私生活が忙しい時だったり?そういう伏線(設定)なら痺れるなぁ。
— じゅりあ。 (@Julia_Pun) February 13, 2020
「持ってきたで、おろし金とすりこぎ」
喜美子が無理矢理持たせた物
武志が電話で文句言ってた物
どうでもいい些細な事が可笑しくて堪らない😂👏#スカーレット ♯113♯114#伊藤健太郎 pic.twitter.com/AQhrfd3uB6— 琴音; (@mkj0u_ko10ne) February 15, 2020
✴今日イチの武志✴
「思い出してくれてありがとう」
果てしなくいい子です👏👏👏#スカーレット ♯113#伊藤健太郎 pic.twitter.com/UmFWfwrD9o— 琴音; (@mkj0u_ko10ne) February 14, 2020
「右手は押して、左手でねじる」
武志もすっかりお兄ちゃんです😄
竜也も心を開いてくれるといいな#スカーレット ♯113#福崎那由他 #伊藤健太郎 pic.twitter.com/pDaDcn7iN1— 琴音; (@mkj0u_ko10ne) February 14, 2020
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