【スカーレット】112話あらすじと視聴率!いつでも真っ直ぐな喜美子は何も変わっていない

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NHKドラマ

武志(伊藤健太郎)は、ひとり暮らしをしたいと言い出す。信楽に戻ってすぐのことだった。

第112話、信楽に不思議な女性が訪ねて来る。小池アンリ、誰やねん?

見逃した方はこちらから⇨「【スカーレット】NHK

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「スカーレット」112話視聴率

第19週「春は出会いの季節」第112話が、2月13日木曜日に放送されました。気になる視聴率は、19.3%でした!

陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?

「スカーレット」112話あらすじ

武志のひとり暮らし

「窯業研究所の近くにな、格安物件見つけたん。」

「ここで一緒に暮らさへんの?」

「もう大人やし、悪いわ。」

「悪いことないわ。学くんかて、信楽戻って来て実家で暮らすやん。」

「よそはよそ、ウチはウチ。もう手付金払ろうて来た。な、保証人のサインと印鑑欲しいねんけど。」

ひとりで暮らすことがどんなことか分かってない。京都で学生寮で暮らすのとは違う。喜美子(戸田恵梨香)は反対だった。

時給500円のアルバイトを見つけた。週6日働けば7~8万円になる。水道代と家賃が込みで1万8千円のところを借りた。

「節約すれば充分やってける。」

喜美子は、またひとり暮らしをすることになってしまう。武志の恩師・掛井( 尾上寛之 )は、喜美子の花瓶を褒めてくれた。

大学出の初任給が約12万円の頃、喜美子の作品は安くても1つ5万円はした。

「たかっ高すぎます。こんなん、こんな値段、売れるワケないです。」

喜美子の作品は、気軽には買えない値段になっていた。『かわはら工房』には、ひとりの女性が訪ねて来た。

「なぁ、あれ何?」

「窯です。焼き物を焼くんです。穴窯言います。」

穴窯の穴から焼き物を入れて、薪で入れて炊く。

「あのどちら様ですか?」

「ここに住んでんの?」

「はい。」

「ほな先生もここに住んではるんや。女性陶芸家の川原喜美子先生。ほな小池アンリが来た言うて呼んできて。」

「どちらの小池さん?」

「滋賀言うたら小池やろ。あんた地元の人とちゃうな。戦前はな、小池紡績いうおっきな会社があったんよ。そこの小池アンリいうたら、今で言うたらミス琵琶湖やで。」

「ウチが川原喜美子です。」

小池アンリ(烏丸せつこ)を工房に案内する。

「たまーに見せて下さい言うて訪ねてきはる方がいるんです。そんなに置いてはないんですけどね。」

「拝見させてもろて、よろしいですか?」

小池は、喜美子が初めて作った作品に触れた。

喜美子は何も変わっていない

「おいくらですか?この作品、おいくらですか?」

「非売品です。」

「売って下さい。」

「非売品です。これは、売り物やないんです。」

「おいくら払えばいいのかしら?」

小池は、財布からお金を出そうとした。

「その場で現金で?商売人ちゃうん美術商とか。」

小池は、不動産業を営んでいたご主人を8年前に亡くしている。喜美子のところにちや子が来ていた。

「お引き取り願いましたよ。100万や言うたりました。100万はさすがに出せへんでしょ。」

ちや子(水野美紀)は、市会議員に立候補して初当選していた。政治家の道を歩いていた。住田( 田中美央 )と百合子(福田麻由子)がお祝いに来た。

「そりゃ当選したのは、嬉しいで。市民運動の仲間や働く主婦らが一緒になって応援してくれたお陰や。」

もっと嬉しかったのは、女性の投票率があがったことだった。それだけでも立候補したかいがあった。

「ウチも興味持ちましたもん。ちや子さんのお陰で。」

「選挙には、必ず行こう言うてたもんな。」

「川原さんの初めての個展でお会いしたときから、何者かにならはる方や思うてましたわ。まさか市会議員にならはるとはな。」

ちや子は、喜美子の家に泊まることになった。足を伸ばして、二人で寝っ転がる。

「テレビ見ましたよ。若い男性議員と討論してはった。泣きそうになっていた。」

「向こうがな。視察や何や言うて豪遊してるからや。」

喜美子は、新聞社から飛び出して行ったちや子を思い出した。ちや子は、あの頃から何も変わっていない。

「そりゃそうや、行政と市民の橋渡ししてるだけや。そんな偉そうなもんちゃうで。」

「ウチは変わりました。1足繕って12円、ストッキングで内職してました。それが今や5万です。穴窯でうまいこと焼けるようになって、ウチの作品が5万・10万。30万売れたこともあります。」

それは、とても嬉しいこと。明日の米の心配をすることがなくなった。

「ほやけど時々。最近思い出すんです。大久保さんからストッキングの内職のお金もろて、お父ちゃんと二人で大喜びしたときのこと。」

「戻れる?今あるもん全部失のうてな。明日、目の前に大久保さんが現れんねん。ほんで内職せえ言うて持って来る。あの頃とはちゃうから、一つ2円か3円の内職や。」

「やります。」

「朝は4時半に起きて女中の仕事やで。」

「働きます。トリャー言うてやったります。」

「ほな、戻れるやん。いつでも、あの頃に戻れる。喜美ちゃんは、変わってないよ。変わらへん。大丈夫、喜美ちゃんは喜美ちゃんや。」

その夜、喜美子とちや子はパックをする。漬け物のキュウリをパックした。翌日、かゆみが出てしまう。

「顔、真っ赤かやで。」

「そっちもや。」

「がんばり、女性陶芸家さん。」

「ちや子さんも頑張って下さい。女性市会議員さん。」

「女性は余計や。さいなら。」

小池が100万円を持ってきた。アレ欲しいねん。

朝ドラ「スカーレット」112話感想

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