岡福では、千代が新喜劇のみんなと会っていた。今度こそ一緒に買い物に行こう、香里と約束した。
第113話、春子のためにも道頓堀の舞台にもう一度立ちたい。
「おちょやん」113話視聴率
最終週「今日もええ天気や」第113話が、5月12日水曜日に放送されました。気になる視聴率は、発表され次第報告します。
大正5年、竹井千代は大阪の南河内の貧しい家に生まれる。9歳の時に芝居茶屋に奉公に出る。そこから華やかな芝居の世界に魅了されていく。
「おちょやん」113話あらすじ
諦めない強さを教えるために
「桂春團治は、素晴らしい芝居です。一平さんは実を削るおもいで書きはった。子どものため、灯子さんのため、新喜劇のため。ほんできっと、千代さんのために。」
いつか喜劇人として一平を超えて見せる。寛治は千代に約束した。
その日、千代は春子と一緒に岡福に泊った。
「やっぱり算数苦手や、算数だけはなんぼ頑張っても無理や。無理なもんは無理や。やってあかんのやったら、はなからやらんほうがええ。」
春子は看護師になるのが夢だった。算数が苦手だからなれるはずがない。そう決めている気持ちが千代には気になった。
『桂春團治』は、芸のためなら何でもする男の話。妻は身を引いてしまう。千代は岡福にある写真を見つめた。一平のとなりには笑っている千代の姿があった。
負けてられへんな、千代の決意
千代は春子を預けて一平に会いに行く。一平は千代を待っていた。灯子と一平は頭を下げる。
「結局、お前を追い出すようなことになって、すまなかった。」
「顔あげておくれやす。よし、だんない大丈夫や。ずっと怖かったんだす。あんたらに会うてしもうたら、またあんときみたいに芝居でけへんようになってしまうような気がして。」
千代は苦しみから抜け出し、ラジオに出ることで喜んでもらえるようになった。これでいい、そう思っていた。
「やっぱりうちは道頓堀が大好きだす。もう一辺、あそこで芝居がしたい。今回の新喜劇の芝居、お引き受けさしてもらいます。」
テルヲの血を受け継いだ春子を養子に迎えた。
「うちらの喜劇を娘に見せたいんだす。」
灯子は、しっかり子育てをしていた。ホンマにえらいな。千代も負けていられない、強い母になると決めた。
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朝ドラ「おちょやん」113話感想
すごいよな~ 物語の終わりって風呂敷を畳んで閉じていく方向になるのが一般的だと思うんだけどおちょやんは物語をまとまめつつも最後の最後までその世界を開いていく #おちょやん
— も💐 (@bsprt) May 11, 2021
千代、一平、灯子、3人の場面。もう一人の主人公は「沈黙」だな。その存在感は居たたまれなくなるほどだ。それを押し返す千代、杉咲花の静かで圧倒的な力。むずかる子のいるふすまを開けるシーンが圧巻。すべてほどける空気が流れる。サキタハヂメさんの劇伴で、泣かずにいられない。 #おちょやん
— 玉川 薫 (@tamagawakaoru) May 11, 2021
…見た?二人が深々と頭を下げた後、
千代の顎のとこに、スッと筋が入るの!
これ、歯を食いしばってると出るやつ!
憎しみが溢れてそうしたのかと思ったけど
実際は千代も二人に会って自分がどうなるかわからん
緊張と恐れでああなったんだ!!!
すごない???ほんの一瞬でそれ出して!#おちょやん— ドラみん (@dorraming) May 11, 2021
千代ちゃんと一平さんをつなげようとしてくれる寛治くん。そして、舞台人としても…立派に成長していますね。
千代ちゃん。寛治くんは、離れていても大切な家族やな。。#前田旺志郎 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/QxWu6wlifQ
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) May 11, 2021
「芸人の苦しさは分かっていても、人間の苦しさが分かっていない。」そう登場人物に言わせる一平は、千代と別れて苦しみの中もがいて生きて、分かるようになってきた。だからその弱さをさらけ出す『桂春団治』がかけたんだね。 #おちょやん
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) May 11, 2021
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