千遥は、6歳の時に家出をしていた。なつ(広瀬すず)と咲太郎(岡田将生)は、何も知らずにいたことを悔やんだ。
第68話、なつは悲しみのあまり絵を描けなくなってしまう。生きることの意味が分からない。
朝ドラ「なつぞら」68話視聴率
第12週「なつよ、千遥のためにつくれ」第68話が、6月18日火曜日に放送されました。気になる視聴率は、 21.9%でした!
草創期の日本アニメーション界を支えた女性アニメーター・奥山玲子さんがモデルになっていると言われています。
朝ドラ「なつぞら」68話あらすじ(6/18放送)
なつの夢を千遥のために
なつが家に戻ると富士子(松嶋菜々子)からプレゼントが届いていた。その日は、なつの20歳の誕生日だった。
「なっちゃん、ちゃんと寝ないと明日から仕事でしょ?」
「何のために私は生きてるんだろう。自分だけ好きな夢を追って、それでいいんでしょうか?」
生きている理由なんて、どこにもない。自分で作るしかない。亜矢美(山口智子)は、なつを悲しみから救おうとした。
「なつ、俺が悪かった。俺が千遥をあんな目に合わせてしまったんだ。けど、俺は千遥がどこかで生きてると信じてる。」
今すぐにでも千遥を探さないと絵は描けない、なつは苦しくて辛い暗闇の中にいた。
「どうして?千遥のために描くんだよ。お前言ったよな、マンガ映画は子どもの夢なんだって。だったら、その夢を千遥に見せてやれよ。」
咲太郎は、父親の描いた絵を見せる。なつは、子どもの頃にその絵を想像で動かしていた。みんなで一緒に行きたかった祭りの絵だった。
「お前これを動かしてたんだろ?子どもの頃、この絵を生かそうとして。それでマンガ映画を作ろうとしたんだよな。みんな生きてたんだろ?そんないい夢、千遥に見せてやらないでどうするんだ?」
これからも千遥に見て欲しいモノを作れ、千遥のために絵を描くんだ。
なつだけは俺が守る咲太郎の覚悟!
『わんぱく牛若丸』に登場する常盤御前、なつは絵を描き出す。
「夢見たわ、子どもの頃のなつが一人で泣いてた。誕生日だから、そんな夢見たのかね。大丈夫かね。」
富士子は、なつの夢を見て泣いてしまう。なつの悲しみは、遠い北海道まで届いてしまったのか。
「ハッピーバースデーなつ、ハッピーバースデーなつ。なつ20歳の誕生日おめでとう。」
なつは、信哉(工藤阿須賀)の買ってきてくれたケーキに祈りを込める。
「亜矢美さん、ありがとうございます。心配かけてすいませんでした。行ってきます。」
亜矢美は、なつにおにぎりを渡した。
「なつ、行ってらっしゃい。」
咲太郎は、悲しみをこらえていた。兄として千遥に何もしてあげられなかった。
「あんたも夕べは寝てないんでしょ?偉かったね咲太郎。」
「なつだけでも守らないとな。千遥には、本当に可哀想なことした。」
咲太郎は、なつの前では泣けなかった。亜由美の前だけは、素直に泣くことができた。
『東洋動画』では、仲努(井浦新)が描いた牛若丸が採用になった。なつは、千遥のためにも夢は諦められないと覚悟を決めた。
朝ドラ「なつぞら」68話感想
なつの夢を見て心配する富士子さん
有り難い 母の愛❤️
なつよ!感謝しろよ!#なつぞら pic.twitter.com/ZBTvF0H6dh— LOVE大志♡ようこ (@Ipcful3w71tj) 2019年6月17日
あらためて泰樹の「この子どもたちに大人が何をした!」と激昂したことを思い出す。『戦争』という災厄を招いてしまった立場の者としての血を吐くような悔恨 #なつぞら
— どぐりん (@dogurin) 2019年6月17日
何も知らず幸せに育った姉も、良かれと決断した兄も、当時ほんの子供でできることなんて他に何もなくてここまでちゃんと生きてきただけで褒められて良いと思うのに、妹の不遇に責任を感じて泣くの、やりきれない。誰がこんな風にしたんだという怒りがわく。序盤の泰樹の怒りを追体験する #なつぞら
— まるてれ (@marutelevision) 2019年6月17日
咲太郎がさ、咲太郎が、自分もつらいのになつの前ではお兄ちゃんで泣ける… 咲太郎に亜矢美さんがいて良かった #なつぞら
— さつき(ドラマ感想) (@satsuki_h_0129) 2019年6月17日
「えらかったね、咲太郎」亜矢美さんにとっていくつになっても咲太郎は子どもだから。涙を見せられる人が居てくれるのは幸せ。そして離れていても夢を見て泣いてくれる育ての母が居るなつも本当に幸せ。 #なつぞら
— Yumiko (@fuwaring) 2019年6月17日
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