喜美子(戸田恵梨香)は、小池がやっと戻って来て心配が消えた。ワインで乾杯する。
第115話、喜美子は40代を過ぎて初めての二日酔いを経験した。
見逃した方はこちらから⇨「【スカーレット】NHK」
「スカーレット」115話視聴率
第20週「もういちど家族に」第115話が、2月17日月曜日に放送されました。気になる視聴率は、19.9%でした!
陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?
「スカーレット」115話あらすじ
1本5万円のワインの威力
「ここら辺では、手に入らんワインやで。わざわざ神戸まで戻って、手に入れて来たん。あんたに飲ませてあげたかったし。」
「すんません。」
「うん、美味しい。」
1本5万円のワインは、本当に美味しかった。小池アンリ(烏丸せつこ)が買って来てくれた。
「ありがとうございます。ホンマすごい。」
「よっしゃ、一緒に暮らそう。」
「よし、一緒に暮らそう。」
喜美子は、初めての二日酔いになってしまう。
「ほな、これくれたんの竜也んとこのお父さん?」
「バナナやろ。夕べ説明したやん。竜也のことが心配で、叔父さん見に来てはった。」
「ほな、これは嬉しさのおすそ分けか?」
「まぁ言うたら、そういうこっちゃ。」
「ほんでな、起きたら小池アンリさん、いはらへんの。」
「知らんわ。そもそもお母ちゃんにあんな友だちいたなんて。」
「友だち?あれ、友だちなん?」
「聞くなや俺に。もうええか?ホンでな、いちいち電話してこんといて。暇やのう、ほんだらな。」
「お母さん?元気?火祭りの日、また講演頼んどるさけえ。よろしゅう言うといてな。」
「こちらこそ、お世話になります。」
「穴窯で有名な川原喜美子先生や。」
「知ってるやんな、信楽で知らん人はいはらへんで。」
「お父さんも昔、陶芸家やったの知ってる?川原八郎いうて、そこそこ有名で頑張ってやったんやけどな。」
川原八郎(松下洸平)は、妻である喜美子の才能に負けて。信楽から逃げて行った。そんな話ができ上がっていた。
武志(伊藤健太郎)は、釉薬の勉強をしていた。
「そう言うたらな、名前にも流行りいうがあるらしいな。愛と誠が人気らしいは。子どもの名前。」
掛井(尾上寛之)の妻の出産は、まだまだ先の話。少し気が早いとは、分かっている。
「早うないですよ。桜も桃も、おめでた分かった瞬間につけてました。」
「桜に桃?可愛らしいな。」
「叔母さんとこの子どもです。叔母さんが百合子、叔父さんが信作。女の子やったらお花の名前。男の子やったら、何とか作をつけるいうて。」
けんさく・きんさく・ゆうさく・はちさく。4つの候補を出していた。
「最後、納得でけへんな。どっからはちが?」
武志の父親・八郎から付けようとした。信作は、八郎が大好きだった。
喜美子が泣いた理由
掛井の父親は、出て行ってしまった。手紙の1通ももらったことがない。
「どこにいてるのかも分からん。親父のせいで、おふくろがどんだけ苦労して俺を育てたか。」
「ほやけど、普通やったんですよね。」
「せや、どんな父親の元で生まれ育とうが何しようがな。俺は普通の子や、普通のええ先生や。」
「ええ先生まで、自分に言うかな。」
「親は親、子は子や。」
『あかまつ』には、信作(林遺郁)が来ていた。そこへ、八郎が来た。
「ええ?」
「ええよ。」
「ええよな。お前、八。久しぶりやんか。5年か4年か?どんなや。」
「まぁまぁ、こうやって会うんは4年ぶりやな。おーおー、元気そうやな。」
「元気ちゃうねん、へろへろやん。忙しいどころちゃうで、ホンマ。ずっとアチコチ出張や。研修やら顔つなぎやらで、東京ばっかりや。」
「えっ、今は何?」
「今は、課長や。観光課、大野課長や。」
「大野課長。」
二人は、乾杯をする。
「ホンで何や?ビックリしたで、いきなり会いたい言う連絡あって。」
「若いもんがな仕事覚えて来たからな、ちょっとこっちにも余裕できてん。桜と桃のピアノの発表会も無事すんだしな。」
「ええなー、見たかったわ。」
「ほんで何?何かあったんやろ?」
「課長になってな、飲みに行っても楽しいないねん。誰と飲んだら気が楽やろ考えたら、お前や。こうやってゆっくり飲めんのは、お前ぐらいしかおらへん。」
「せやから聞いてるやん。何でも言え。」
「東京のな、出張先のビジネスホテルな。決まったホテルや、いつも同じとこ泊まんねん。これがまた狭い部屋でな。」
ベッドの横にあるライトのスイッチの位置が分からない。今さら聞けない。
「誰にも言えへんやろ。こんなどうでもええ話。」
「分かる。どーでもええ話やろ。」
喜美子は、縁側で絵を描いていた。小池アンリは、またワインを持って帰って来た。
「できたで。何かな、お腹に入れとかんと。」
小池は、お茶漬けを作ってくれた。冷や飯にお茶をかけただけのモノだった。
「ありがとうございます。頂きます。食べへんのですか?」
「ウチは食べて来た。買い物もしてきたで。コーヒーもらうな。」
「あの、昨日一緒に暮らそ言うたの覚えてます?」
「覚えてるよ。酔うた勢いでな。」
「酔うた勢いでしたか。」
「川原ちゃん、小池ちゃん言うて盛り上がったな。」
「あの、ホンマに一緒に暮らすんやったら。出かけ時は言うてくれます?どこ行ったんやろって心配します。まっ今までは一人やったから、誰に言う必要もなかったんでしょうけど。」
「面倒くさいな…。ああん、分かった。ほな出かけるときは、あんたの許可を得る。何かするときも言う。ホンでええ?」
「そう言われると。やっぱり大丈夫です。言わなくて大丈夫です。ホンマに暮らします?」
「1人で寂しんやろ?泣いてたやん。川原ちゃん、八さん八さん言うて、泣いてたで。」
「八さん?」
喜美子は、何も覚えていなかった。
朝ドラ「スカーレット」115話感想
あーそっか…
きみこ、何でも話せる気楽な友達がいないんだ…
ちや子さんはお姉さん的存在だし…
幼馴染しかいないんだ。
あれだけ怒っていた照子には今更八郎の事言えないし…💦
だから逆にきみこの過去を知らないアンリには言えちゃうんだ。お酒の力借りたけどw
#スカーレット— みかん♬ (@LRa0VN1HiX3Y1kf) February 16, 2020
「ハチさんハチさん言うて泣いてたやん」
😭😭😭
だからあの時こんな距離で頭下げる。他人行儀に頭下げる。
武志の為だけど武志のためだけじゃないのに。#スカーレット #115常治が酒のみだが酒に弱い設定なのは喜美子がこうして小池ちゃんに心情を吐露する時の為か。 pic.twitter.com/gfQTa3HG5I
— うつつのつづき (@utsutsu_no_miko) February 18, 2020
喜美子は、やっぱり八郎が好き(精神的にも)#スカーレット #戸田恵梨香 #烏丸せつこ pic.twitter.com/ErBvxtuX9K
— ねぎーむしゃむしゃ (@maenomeristep) February 16, 2020
スカーレット(115) 貴美子、やけに細長く寝てると思ったら布団に倒れ込んだままだったんか。あんな和菓子あるよね。八郎、女と逃げた噂は消えて妻の才能に負けて去ったことになってるのか。大野家の子たち、女でよかった。まさか八作とは。尻尾振り切れるぞ新作。空気だったあかまつの大将の存在感。 pic.twitter.com/AYBCtVxw38
— にじこ (@nijiko_dx) February 16, 2020
「スイッチの場所が今更聞けない」話には、笑いころげながら、泣きそうになっちゃった。今回そんな場面が多くないか… こんなに短くて笑っちゃうのに泣かすとか何? 神回()か、そうなのか。
男子2人はもう50代かぐらいに老けさせられてるのに、40代喜美子?つるっとしすぎではw#スカーレット-115 pic.twitter.com/KWyM4YpxRL
— チャすけ (@_c_h_a_s_u_k_e_) February 17, 2020
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