【エール】34話ネタバレと感想!小山田(志村けん)が裕一を作曲家にした

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NHKドラマ

裕一(窪田正孝)は、喫茶『バンブー』で佐藤久志(山崎育三郎)と再会する。音の学校の先輩だった。

第34話、曲なんて作れないよ。小学校5年のとき悩んでいた裕一の背中を押したのは久志だった。

見逃した方はこちらから⇨「NHKドラマエール

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「エール」34話視聴率

第7週「夢の新婚生活」第34話が、5月14日木曜日に放送されました。気になる視聴率は、21.2%でした!

昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。

「エール」34話あらすじ

裕一は選ばれた人間

「まさか、こんな形で君と再会するとはね。」

「本当にビックリだよ。」

音(二階堂ふみ)は、お茶を淹れて来る。裕一の方を見ようともしない。夫婦ゲンカは、まだ続いていた。

「いい器だ、ステキだ。」

「ああ、誤解のないように言っておくよ。音さんと会ってたのは、あくまでも相談に乗ってただけだ。ただ単純に、純粋に先輩として彼女に何か助言が出来たらと。」

「うーん。」

「そうよ。変な勘違いしないでよね、あなたとは違うんだから。」

「まだ、そんなこと言ってんの?」

「どしたの?ケンカ中?ちょっ、僕に免じて仲直りしてよ。」

久志は、裕一と音の手を重ねた。

「い、い、意地はって、ごめんね。」

「いいよ。」

「そう、それでいいの。夫婦は仲良くしなくちゃ。レコード会社の専属作曲家かー、やっぱり僕の目は正しかったな。」

5年生の時に作曲する宿題があった。西洋音楽を聞いているなら作曲は簡単だ。久志は、そう助言していた。

「彼の作った曲は、先生に絶賛されて。学校でも一躍有名人になった。」

音は、嬉しそうに笑った。

「つまり、あの時僕が背中を押したから。今の君がある。」

「久志、変わんないなー。」

「仕事の方はどうだい?忙しいのか?」

「曲は毎日書いてっけど、ながなが上手くいがないよ。」

「まぁ、焦ることはないさ。君は選ばれし者なんだ。いつか必ず道は開ける。音さんだって、そう思うでしょ。」

「はい。」

僕も応援する。久志は裕一と握手をした。でも、その機会が訪れる気配もなかった。それから、半年が過ぎてしまう。

音楽家・裕一の価値を守る

「来季の契約料、1700円でいいかな?」

「1700円、今の半額ですか?」

初年度の3500円は、印税の前払い金だった。この1年、裕一はレコードを出すことが出来なかった。会社は、そのお金の返却を求めることだって出来る。

家に戻ると蓄音機が置いてある。

「裕一さん、欲しいって言っとたでしょ。音楽の仕事に必要なモノだし、裕一さんの気分も上がるかなーっと思って。せっかくだから奮発して最新型にしました。」

今のお金にして30万円はする蓄音機でした。裕一は、契約料のことを言い出せないでいた。

「蓄音機あれいいねー。すごくいいねー。」

「よかったー、やっぱり家で音楽聞けるっていいよね。そうだ、この際だから頑張って新しくピアノも買う?」

「いや、ピアノ。いや大丈夫。そそそそりゃ大丈夫だよ。」

「どうしたの?裕一さん、変。」

「そそそんなことないよ。魚の干物、大きいね。いや、いつもより大きいよ。これ贅沢過ぎるな。」

「贅沢かなー?本当どうしたの?」

「音、来年から契約金が減らされることになりそうです。去年の3500円から、今年は1700円になりそうです。本当にごめん。」

「はぁ、何考えとんの?」

音は、会社に怒っていた。

「よし、今から行って来る。こういう時は、すぐ動く。こっちの本気を見せなくちゃ。」

「音、音、音。ひとまず落ち着いて、ご飯食べよう。」

「裕一さん、私にはあなたの音楽家としての価値を守る義務があるの。行ってきます。」

小山田耕三の推薦

音は、廿日市(古田新太)に会うために『コロンブスレコード』に向かう。そこには、小山田耕三(志村けん)がいた。

「こちらは?」

「私、専属作曲家としてお世話になっております古山裕一の家内でございます。」

「古山?」

小山田は、帰るところだった。

「なぜ契約金が減額なんて話になるんでしょう?」

「立派な賞を取ろうがどうしようが、庶民が喜ぶ音楽が作れなきゃプロとして失格なんですよ。」

『コロンブスレコード』では、流行歌の赤レーベルと西洋音楽の青レーベルに分かれている。裕一は、赤レーベルの作曲家だった。

「赤レーベルは、居酒屋のおじさんたちに聞かせる音楽なんです。彼はそこんとこが分かってないんじゃないかな。」

西洋音楽の知識をひけらかして音楽を台無しにしている。裕一のそんなところが鼻につく。廿日市は否定した。

「分かりました。その点につきましては、ご要望にお応えできるようにします。ですから…。」

「やっぱり向いてないんじゃないかなー。小山田先生は、どうして彼なんかを推薦したんだろう。」

去年、音が裕一を売り込んだときは相手にもされなかった。その後で小山田の推薦があったから裕一は作曲家になることができた。

「と言うことは、廿日市さんはずいぶん小山田さんを軽く見てるってことですよね?そうだ、いっそ先生に直接お願いした方が話は早いかも知れませんね。私お話して来ます。」

廿日市は、音を必死で止める。契約は、去年と同じ3500円で決まった。ただし、レコードが売れなかったら返済すると言われてしまう。

「しゃ、借金が増えたってことだよね。」

「そうとも言うよね。大丈夫、何とかなるよ。裕一さんが専属契約になったのは、私の売り込みじゃなくて。小山田先生の推薦のお陰だったみたい。」

「推薦?ぼ僕を?僕、先生に会ったこともないよ。」

小山田は、『国際作曲コンクール』で入賞したことを知っていたのではないか。それで将来有望な若者がいるって思ってくれたのでは。

「へー、あの巨匠に目をかけてもらったのか。」

「見てくれとる人は、ちゃんと見てくれとるんですね。」

「でも音さんもすごいな、会社に直談判しに行くなんて。大した行動力だよ。その行動力を自分のためにも使ってみたら?」

『宝塚記念公演』の選考会の募集が始まった。その頃、裕一は小山田に会っていた。

朝ドラ「エール」34話感想

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