尾花(木村拓哉)は、栞奈(中村アン)の履歴書を見ることになる。父親の名前を見て気がついてしまった。
第9話は、白子のポッシェ。裏切り者は誰だ?涙の復讐に立ち向かえ!
「グランメゾン東京」9話視聴率
『グランメゾン東京』第9話の視聴率は、14.7%でした!いよいよ大詰め最高の視聴率をあげました。
「グランメゾン東京」9話あらすじ
栞奈(中村アン)が「グランメゾン東京」を辞め、再びフードライターに戻るという。
そんな中、尾花(木村拓哉)は彼女の履歴書にある違和感を抱く。
一方、ミシュランの審査開始時期まであと1ヶ月。倫子(鈴木京香)は、コース料理をリニューアルすることを決める。同時に、尾花は前菜に合うワインも変えたいと提案し、栞奈に最後の仕事として試飲会を開くことを依頼する。
その頃、「gaku」で働く祥平(玉森裕太)のもとに、フランス大使館のフェルナン・文則・ベルナール(マイケル富岡)が訪ねてくる。3年前のアレルギー事件について、真犯人を見つけたという。そんな中、「グランメゾン東京」で開かれたワインの試飲会で、萌絵(吉谷彩子)が突然体調を崩し、病院に運ばれてしまう…。
出典:公式ページ
ワインの試飲会事件
日本産の食材を活かした料理なら、ワインも日本産にしたい。尾花は栞奈にお願いする。
ワインの試飲会では、佐藤ワイナリーの『Brise』を栞奈が紹介した。尾花たちは、ワインに合った料理を作りたいと絶賛だった。
「いいワインがあるんだからさ、ワインを主役にした発想のアングルを変えた方がいいんじゃない。」
そんな時、萌絵が倒れてしまう。栞奈はバッグを落としてしまう。その中から小さな小瓶が落ちる。それを相沢が見ていた。
萌絵はノロウイルスにかかっていた。尾花は食材を検査用の保冷箱に移す。萌絵の作った料理を食べた人は134人もいた。
ワインの試飲会に出した生ガキを仕入れたのは、栞奈だった。試食したのは萌絵だけ。相沢は栞奈の様子が変なことを話し出す。
日本のワイナリー
次の日、保健所に来てもらうことになった。不評被害は怖い、でもお客様に何かあったらもっと怖い。徹底的に調べることになった。
「普通隠すのに、わざわざ自分たちから広めてるんですか?」
尾花は、3年前の事故を忘れない。お客様に出来ることはしたいと考えていた。店の安全が確認できるまで休業にする。
尾花と倫子は、栞奈にワイナリーに連れて行ってもらう。尾花は富士山を見て感動する。ずっとパリでしたものね。栞奈の言葉に倫子が反応した。
佐藤ワイナリーは、ぶどうを作ってワインにしている。だから一番いい時期に収穫して醸造することができる。
「日本のワインは、これからもっともっと地位を確立していくはずです。そのために少しでも力になれたらなって。」
尾花たちは、地元の食材を持ち帰る。ノロウイルスは、お客様には感染していなかった。
祥平の告白と栞奈の復讐
祥平は、リンダに呼び出される。あなたなんでしょ?3年前の混入事件の犯人は?
「犯人は俺です。3年前の昼食会でウニの前菜に間違えてナッツオイルを入れてしまいました。」
『エスコフィ』は、素晴らしい店だった。また自分のせいで、みんなの夢は壊したくない。祥平は告白したことを京野に話す。
「すいませんでした、今まで気がつかなくって。3年前、私と尾花はあなたのお父さんにお会いしてたんですね。」
栞奈の父・久住壮次郎は、外務省の人間だった。昼食会での責任を取らされていた。全ては復讐のためだった。
「エスコフィのメンバーがいるこの店を潰したいと、ずっと思っていた。みんなを騙して働くのは楽しかった。」
尾花の料理にダメだし
尾花は、試作品を食べるように言う。自分で選んだワインへの責任を取って欲しい。
「白子の主張が強すぎる。これじゃあ、せっかくのワインの美味しさが台無し。」
じゃあ、どうすればいいのか?ソムリエの意見は?
「もっと前菜の温度をあげて、冷えたワインを際立たせた方がいい。香ばしいモノを入れて、苦みを強めればワインの甘さを引き出すことが出来る。」
ほとんどの料理人は、料理が主役でワインが脇役だと思っている。でも、美味しいワインにはもっと敬意を払うべき。
「分かってる、知ってる。新しい樽で作ったボン・アンジュ2006年物のペアリングで出された。魚介とコンテの主菜。」
栞奈は、『エスコフィ』の料理を食べていた。
「私は、あの料理を食べた時に感動したの。この店のシェフは、ワインで料理を引き立たせるんじゃなくて。きっとワインが主役の料理を作るんだって。」
だから父親にお店のことを効かれた時、『エスコフィ』は素晴らしいお店だと自信を持って答えていた。
保健所から報告があがった。生ガキからも食材からもノロウイルスは見つからなかった。栞奈は事件を起こすことは出来なかった。
栞奈をソムリエとして迎えたい。三つ星を狙うなら優秀なソムリエが欲しい。尾花も納得していた。
尾花は、リンダに会う。特集記事を組むことになった。平古祥平が犯人であることを世界中に知られることになってしまう。
「1回しか言わないぞ、祥平グランメゾンに来い。」
「グランメゾン東京」9話感想
料理は人の生き方や考え方も変えてくれる。『グランメゾン東京』9話を見て、そんな感想を持ちました。
あの日あの時、尾花の料理を食べた感動を忘れられない。栞奈の想いは、3年前の事件よりもソムリエとしての自分を取り戻した。
とても感動的な話でした。料理は、どこまでも可能性が広がって行く世界だと思いました。人との出会いに似ています。
木村拓哉さんでなければ完成しない作品だと思いました。感動をありがとうございます!
料理を心底愛し、どれだけエスコフィユが憎くても、料理は貶めることができなかった栞奈さんと、
美味しくて美しい料理を愛しているのに、復讐に囚われ、店を潰す事さえ厭わないリンダ。栞奈さんが白、リンダが黒い服を着ていたのも視覚的なコントラスト。黒は復讐の色?#グランメゾン東京 pic.twitter.com/sbdZQm95q6
— Kiri (@krtmyalg11) December 15, 2019
【オレの料理をあそこまで酷評したヤツいないからね】
思わずニヤリとしました。
ボクも言われた経験があるから。。この言葉はシェフとソムリエの信頼関係の始まりなんです。
尾花シェフ、「面白くなってきたじゃん」だろうなぁ。#グランメゾン東京 pic.twitter.com/v5iiZv01yd
— 本橋健一郎(moto-san)レストランプロデューサー/ソムリエ (@motohashiwine) December 16, 2019
【ほんとに三ツ星狙うんだったら、あんたみたいな優秀なソムリエは絶対に必要だ】
料理も主役、ワインも主役。
ペアリングはこの考えがないと成り立たない。どちらかが脇役、と思った途端にクオリティが下がる。三ツ星狙うシェフにこんなこと言ってもらえたらそりゃあもう!!#グランメゾン東京 pic.twitter.com/PjrqAtovlC
— 本橋健一郎(moto-san)レストランプロデューサー/ソムリエ (@motohashiwine) December 16, 2019
この祥平くんの顔を見て涙が止まらなかった。たくさん一人で苦しんで、でも大切な人達を守る為に”いつか”の為にずっと覚悟して一人で戦ってきたんだろうな、、覚悟してもいつもは冷静でも、大好きな尊敬する人たち目の前にしたら感情が溢れてしまう祥平くんが人間らしくて大好き😭#グランメゾン東京 pic.twitter.com/qSsyabWyRW
— yukimi (@_yp_0003) December 15, 2019
このドラマ、料理人のプライドを賭けて毎回料理で出来事を終結させていくけど、毎回料理を食べて”ただ美味しさ”に心を動かされる、って言う単純じゃない所が良いんだよな…エリーゼの回とか今回のカンナさんも料理を食べたことをトリガーにして「向き合う」ってとこに重点を置いてる #グランメゾン東京
— ヌヌヌ子 (@nnnnnnnunu) December 15, 2019
大切な人を少し忘れるくらい料理に没頭して、1度は諦めたこの世界で料理人として幸せな時間を過ごせた祥平くん…丹後さんへの感謝が言葉の力強さや表情で十分に伝わってきた…そして、覚悟を決めた祥平くんの強い思いを感じた。#グランメゾン東京 pic.twitter.com/BIl6JWzwUS
— なまず。 (@namazun317) December 16, 2019
「1回しか言わねえぞ。祥平。
グランメゾンに来い」
くぅぅぅ胸熱ーーーー!!!!このシーンを1週間待ってたのよ視聴者は!!! #グランメゾン東京 pic.twitter.com/2oz8COdLvS
— ほ@ドラマ (@drmanmmng) December 15, 2019
(記事内画像出典:公式ページ)
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