【舟を編む】第3話あらすじ!想いをのせた便せん15枚のラブレター

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舟を編む

岸辺みどり(池田エライザ)は、馬締の家に下宿することになった。引越しは、妻・香具矢も手伝ってくれた。

第3話、「水木しげるは辞書に収まるか

ドラマ「舟を編む」3話視聴率

「舟を編む~私、辞書つくります~」の第3話が放送されました。気になる視聴率は、発表され次第報告します。

三浦しをんによる小説『舟を編む』がドラマ化されました。新しく刊行する辞書・大渡海、編纂メンバーは個性豊かに人間ばかりでした。

ドラマ「舟を編む」3話あらすじ

変わることは生きること

馬締は、香具矢に便箋15枚のラブレターを書いたことがある。編集部のみんなに公表していた。

あの頃から行っちゃってたな、言葉の国に。

馬締は言葉の国へ、香具矢は料理の国に行ってしまう。好き勝手に行き、好き勝手に戻りたい。そこには、自分を迎えてくれる人がいて欲しい。  

辞書作りに取り組む者にとって大切なことは、実践して思考。実践して思考。あくなき繰り返しです。

夏目漱石の「こころ」のようなドロドロ三角関係は体験した方がいい。

でもあれ、遺書が長くて、こわっって思っちゃって…。

見出し語チェックは続いていた。みどりは、血潮を調べる。

あっ、これって、僕のちしおのちしお?私、ずっと血と塩だとばっかり思っていて。何で急に調味料、ノリって。

「手のひらを太陽に」の一部の歌詞。やなせたかしが作詞、辞書には名前が載っていた。

そっか、変わるってことなんだ。生きるって…。

何を求めて辞書をひくのか

明峰文化大学 教授・秋野から原稿がメールで届いた。2015年に亡くなった水木しげるについての語釈だった。

子どもの頃、水木しげるは知らなくても鬼太郎は知ってる人って、たくさんいたんじゃないかな。

「総員玉砕せよ」は、戦争マンガの傑作だった。水木しげるの代表作、秋野の長い文章は数行にまとめられる。

辞書編集に私情や忖度は持ち込むべきではない。でも、辞書をひくのは人間。誰がどんな状況で何を求めて辞書をひくのか?意識することは大切だった。

原稿にあんなに手を入れるなんて何事だと。電話じゃ埒が明かないから今すぐ来いって。

秋野が怒っていた。みどりは、明峰文化大学に向かう。長い原稿を全て掲載すること、それが条件だった。

馬締は便せん15枚のラブレターを書いたことがあった。西岡正志は、夏目漱石の「こころ」と重ねる。

あの遺書ってさ、若い奴にさ、自分の全部を伝えようとして書いた手紙なんだよね。

秋野は、水木しげるに助けられた。大切な存在だからこそ全てを伝えようと長い原稿になってしまった。

マンガ家・水木しげる

秋野は苦しい子ども時代を過ごしていた。家にも学校にも居場所がない。そんな時に水木しげるの作品に出会う。

人生は苦しい。だが、それでいい。苦しい人生を気楽に歩けば、いつか必ず終わる。それをたった数行で伝えろと言うんですか?

辞書は入り口にしかすぎない。入口がなければ入れない世界がある。たった数行でも伝わる言葉がある。

マンガ家である。代表作は「ゲゲゲの鬼太郎」。

秋野は2つの言葉を選んだ。みどりは、「こころ」を読むことにする。そこへ、馬締が戻って来た。

もう大丈夫です。助けてくれました、もう一人の辞書編集部員が。どうして西行と呼ばれてるんですか?

西行を辞書でひく、遍歴する。いろいな経験をすること。どこにも居場所がなくフラフラしている者が辞書で見つける。昔から同じような人間がいたんだ。その気持ちを考えていた。

馬締さん、紙担当させて下さい。したいです。

みどりは、もう1つの入口に立った。

ドラマ「舟を編む」3話感想

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