久部三成は、『夏の夜の夢』の初日公演を迎える。舞台監督の伴から1日のスケジュールが説明された。
第5話、「いよいよ開幕」。
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」5話視聴率
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」の第5話が放送されました。気になる視聴率は、3.8%でした!
三谷幸喜自身の経験に基づくオリジナルストーリー。1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇です。
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」5話あらすじ
舞台を知らない役者たち
八分神社の江頭論平と樹里は、お祓いをするため『WS劇場』に来る。久部は樹里を誘う。
初日、見てくれるよね。感想が聞きたいな。7時から開場は30分前。
お金のために人前で裸になる。樹里には理解できなかった。
運動会でつかう紅白帽がいるんだって。前の日に言われても困るんですけど。
毛脛モネは、息子の帽子を買いに行ってしまう。あと1時間で開場になる。
どうせならさ、もっと安心させてよ。たとえばさ、後ろから抱きしめたりとか。
久部は不器用にそっと抱きしめた。もういいわ。その後で久部は、ロックンローラーたちに絡み、殴られてしまう。
パトラ鈴木が肉離れをおこす。トニーが病院に連れていく。舞台は杖を使ってもらうことになった。
弁当の種類は涙が出るほどありがたいです。何で2種類あるんですか?どっちを選んだらいいのか迷うだろ。
史上最低の幕開け
『WS劇上』の前には行列ができる。喫茶店のオーナー、江頭樹里も来てくれた。
今日は無理かもしれないね。違うんだよ、客の前に立つと足が震えて、のどが渇く。みんなに迷惑がかかる。
うる爺は怯えていた。芝居は中止にはしない。ケントが代役を務めることになる。そのことにうる爺がムキになった。
満席にしたいんだ。あんたらの人生のほんの数分くれないか。
『夏の夜の夢』が開演した。たくさんの人に見てもらえた。史上最低の幕開けだった。
だけど限度がある。あれじゃあ、ただの悪ふざけだ。
明日のことはどうでもいい。久部は泣いていた。うる爺は頭が真っ白になって踊ってしまう。
素人を集めてシェイクスピアができるワケがない。僕のせいだ。
いい芝居を作らなければ人は来ない。どうすればいい?久部は落ち込んでいた。そこへ、シェイクスピア俳優・是尾礼三郎が来る。


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