『魚虎総合病院』では、心臓に先天性の病気を抱える患者が搬送される。岡崎咲は、インフルエンザにかかり急変する。
第2話、「ヒーローも、怪獣も、」。
ドラマ「19番目のカルテ」2話視聴率
「19番目のカルテ」の第2話が放送されました。気になる視聴率は、11.6%でした!
富士屋カツヒトによるWEBマンガです。魚虎総合病院では、新しく総合診療科を新設する。
ドラマ「19番目のカルテ」2話あらすじ
少しでいい話をしよう
岡崎咲は、14歳の夏に心不全で亡くなる。担当医は、小児科の有松しおり(木村佳乃)だった。
私、総合診療医になります。徳重先生みたいになりたいんです。
滝野(小芝風花)は徳重に憧れていた。整形外科より総合診療科に転科を希望する。
こういう発見があるから、街と会話するのはやめられない。
咲の父親は腰を痛めていた。病院でリハビリを行う。
拓は、咲の影に隠れている。兄のことは何も知らない。公園で倒れているところを徳重(松本潤)が助ける。
月に1~2回でいいので顔を見せに来て頂けませんか?僕とお話しましょう。
拓はベッドから降りると立ち上がることができなくなった。親父には言わないで、徳重は断った。
ヤングケアラーの悩み
一人になるとうつろい、自分はここにはいない。拓は、みんなでいるときは兄でいようとした。
自分を心配してくれる人がいる。今の拓くんには必要です。
総合診療科に拓が来ていた。徳重は拓の話を聞こうとする。
だって俺、咲が死んだ時に心の底からホッとしたんだ。ごめんなさい。
咲が生まれた時は、本当に幸せだった。両親には仕事がある。咲を見るのは拓の仕事になった。高校も中退した。
僕はヒーローなんかじゃない。怪獣。全部全部、壊れてしまえばいいって思ってたから。
母親は家族を捨てて出て行ってしまう。何で逃げたんだ、全部俺に押しつけて。拓は苦しかった。
ずっと苦しかった。逃げたかった。でも、でも、僕は咲のことが好きだった。可愛くて大切で。でも、いなくなってホッとするなんて。僕はお兄ちゃんなのに。
お兄ちゃんじゃない、岡崎拓でいい。咲の主治医・有松しおりは、拓を抱きしめた。
僕はここにいる
拓の治療が始まった。脳と体は自分で思った以上に繋がっている。
拓君の足が動かないのは、無意識のうちに脳が体にブレーキをかけている。これを機能性神経症状症と呼びます。
僕の足はここにある。立つことができる。岡崎拓はここにいる。拓は、ゆっくりと立ち上がる。
今の自分のことを忘れないで。またお話しましょう。どんな小さな事でも構いません。どこに行きたい、何をやりたい。他愛もない話でいい。次はこれからのことを話しましょう。
有松は泣いてしまう。徳重はいい医者だと思った。拓と父親の二人の生活が始まった。
来週の水曜、休みを取った。誕生日だろ、18歳の…。
拓は父親とヒーローショーを見に行く。拓の子ども時代は奪われた。取り戻すことはできない。でも、これからの話ならいくらでもできる。拓は未来を見ようとしていた。
ドラマ「19番目のカルテ」2話感想
日曜劇場『19番目のカルテ』
— 大島育宙【ドラマ/映画/エンタメの話】 (@zyasuoki_d) July 28, 2025
第2話、とんでもなかった……
ヤングケアラーの人生と課題にこの時間帯のドラマがここまで切り込む例はなかったのではないか。派手な演出を抑え、松本潤が患者の話を淡々と引き出す繊細な作劇。今の時代に必要な視点とドラマが両立してる。凄いpic.twitter.com/SambrGLf5c
19番目のカルテ
— 凪 (@mjGSpj8oPZ5qF1I) July 30, 2025
2話がきょうだい児の話。
きょうだい児の抱える苦しみが、とても見事に表現されていた。
お兄ちゃんとして生きていて、自分がどこにもない。きょうだいを思う気持ちと、全てを壊したくなる破壊衝動が共存している。
今更ですが、”19番目のカルテ”2話を
— むしゃ子@障がい児ママ (@mushamushablog) August 3, 2025
録画で観ました
夫が原作ファンで、
この話は観なくちゃいけないと
涙が溢れました
ヤングケアラー問題、きょうだい児問題、
非常にセンシティブな内容ですが
どういった形であれ、
ドラマで取り上げられたことに
意味はあると感じました
まずは知ることから。
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